ミュージカル界を無双する古川雄大が『ミュージカルの歴史』を紐解くジャーニーを、コンサートで実現！

コンサートをきっかけに、僕だけでなく、ミュージカル全般に興味を持ってもらえれば

帝劇ではダブルキャストでしたが、博多座までは御園座、梅田芸術劇場とシングルキャストでトート役を演じるというハードな毎日を送る古川さん。最近のリラックス方法についても伺いました。

古川：最近は海外ドラマを観ています。『ブレイキング・バッド』(笑)。一度観ているんですけど、久しぶりにつけたら出てきて、ちょっと観てみようかなと。そしたら意外と内容をまったく覚えてなくて(笑)、初めて観る感覚で楽しんでいます。

――おひとりでずっとトート役を演じられるのは、オフへの切り替えが大変だったりはしないのでしょうか？

古川：全然大丈夫です。楽屋に戻ったら、本当に普通のただのオジサンですから(笑)。

――帝劇上演中は、古川さんの様子がチラ見できるInstagramも人気でした。ああいった古川さんのやんちゃな姿にグッとくるファンの方はきっと多いはず。

古川：(笑)。ありがとうございます。あれも思いつきでやっていたのですが、きっとこれからも公演中の楽屋裏などを紹介することはやっていくと思うので、観ていただけると嬉しいです。

――古川さんが共演される女優さんにはミモレ世代の先輩方も多いですよね。

古川：カッコいいなと思います。働く女性ということで、仕事に熱心な姿を見ているとすごく素敵だなと思いますし、僕もそういうふうに仕事に生きているタイプなので共感するところがすごく大きいです。人それぞれだと思いますが、何かしら犠牲を払っている部分もあるでしょうし、そこに少し儚さも感じるんです。でもやっぱり素直にカッコいいなって思います。

――最後にメッセージをお願いします。

古川：ミュージカルの作品自体を知らなくても曲を聴けば知っているものがたくさんあるので、ミュージカルの知識がなくても楽しめるコンサートですし、ちゃんと聴かせる内容になっているので、ぜひ足を運んでいただきたいです。僕も頑張って歌いますので満足してもらえると思います。

ミュージカルをご存知の方はきっとすごく共感してもらえるのではないでしょうか。共感……というか、このセットリストの渋さみたいなものを(笑)、感じてもらえれば嬉しいです。そして、このコンサートがきっかけで、僕が出演しているしていないは関係なく、ミュージカルを観てみたいなと思って下さったら、嬉しいです！