ただおいしいだけでなく、無添加なので安心
ふたを開けるとザザーッとラングドシャがお目見え。きれいに並べられているわけでもなく、形もさまざまで、それだけに“ホームメイド感”たっぷり。味も軽やかでやさしい味わい。こちらも1度食べだすと止まらなくなる系です。
「卵明舎」は、栃木家宇都宮で1935年に創業した、卵の専門店。ここの卵は高級レストランにも使われるほど上質なもの。その上質な卵を使って作られたのが、この「エッグドシャ」なのです。今年、この連載でも1度取り上げましたが、あれよあれよという間に人気商品となり、うれしい限りです。
ルーブル美術館にも認められる、美しきサブレ缶
2022年.「DEAN&DELUCA」や百貨店の催事などで取り扱いが拡大した感のある、フランスのサブレブランド「ラ・サブレジエンヌ」。来年も目の離せないブランドです。
「ラ・サブレジエンヌ」は、フランスのビスキュイテリエ業界においてはめずらしい、女性がオーナーの会社。そのためパッケージもフェミニンさを大切にしています。そのデザインの美しさが評価され、本国フランスでは、ルーブル美術館やオルセー美術館内のショップにも置かれるほど。
なかなかこの缶の美しさを超えるものはなく、今年もおすすめのクッキー缶から外すことなどできませんでした。中の伝統的なサブレのおいしさはもちろん、缶の美しさもぜひ堪能してください。
チョコレート部門からランクイン。中の“浸みチョコ”のおいしさに驚愕
ナチュラルなフルーツのイラスト缶の中には、フリーズドライのフルーツに独自の製法でチョコレートを浸みこませたお菓子が入っているのですが、これが絶品。普段、缶にしか興味がなく、しかもチョコレート嫌いの私がリピ買いしたほど。
また、ただチョコレートが入っているのではなく、フルーツの浸みこみチョコが入っているところに面白さがあるので、こちらもギフト向きです。現在はストロベリー、バナナ、メロン、キウイ、マンダリンの5種類の詰め合わせ(季節によって変更します)。
第2次お菓子缶ブームの真っ只中、2022年もさまざまなお菓子缶が話題となりました。来年もまた、新たなお菓子缶がたくさん誕生することと思います。2023年も1人でも多くの方が素敵なお菓子缶と出合えますように!
構成/佐野倫子
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