そして、髪を切った結果。

「女子力」のために20年ロングヘアを死守したアラフォーの私が、ばっさり髪を切って気づいたこと【年末のご挨拶】_img0
「MINX RICCa」の代表・中野さんにヘアカットをお願いしました。以来、「髪を短くしたい沼」にハマっています……

とにかく楽です。もはや今、人生で一番髪が扱いやすく、なぜ「ロングでなきゃダメ」と思っていたのか謎です。

 

その後も中野さんの元に通い続け、さらに髪を短くしてパーマもかけましたが、これもまた本当に楽なのです。(以前パーマに失敗したと言いましたが、10年も経てばパーマ技術もまったく違いますよね……)

産後、息子が0歳だった時も髪の手入れに時間がかかりすぎて泣きそうだった自分に「とりあえず髪切ったらいいよ」と言いにタイムスリップしたいくらい。笑

髪にかける時間が1日平均20分くらい減ったので、この世で何より貴重(だと私は思っている)な時間が増えました。大袈裟に聞こえるかもしれませんが、本気でQOL爆上がりしたんです。

そして、「女たるものロングヘアがベスト」みたいな10代からの思い込み(もはや呪い?笑)からも解放されたことで、何だか精神的にも楽になった気がします。さらには家族や友人からの評判も上々。当たり前ですが、髪の長さくらいで女子力は変わらないですよね。

髪型だけでなく、ファッションも美容も、ときにはライフスタイルだって、長い人生の中でアップデートするタイミングはあると思います。

たかが髪型と言えど、20年以上切れなかった髪を切った経験は、私の中で転機になった気がします。(実際、占い方面では女性の髪には情念が宿ると言われていて、髪を切ると運気が動くようです)私はこの経験を「小さな一歩」に、今後歳を重ねても、積極的に新しい挑戦をしていけたら良いとしみじみ思いました。

このヘア企画だけでなく、ミモレでは様々なテーマを通して女性の生き方やお悩みに寄り添えるよう、また少しでも活力に繋がるよう、編集部員やライターの皆さんが日々せっせと記事作りに励んでいます。

読者の皆さまにも何かしらの「小さな一歩」のヒントを提供できればと思いますので、来年もミモレの記事を楽しんでいただけたら嬉しい限りです。

皆さま、どうぞ良いお年をお過ごしください!


文・構成/山本理沙

 

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