暮れつつある2022年。みなさまにとってはどんな1年でしたでしょうか。

その始まりの瞬間、わたくしはといえば、講談社におりました。別に弊社が年末年始もゴリゴリ働かせるブラック企業というわけではなく、顔馴染みの警備員の方々と一緒に最上階のホールから初日の出を拝んでいました。

大晦日の思いつきでしたので、もちろんノーアポ。朝5:00台に子連れで「初日の出見たいので、カギ借りてもいいですか〜」と出社。まあ、断られたらそれはそれでいいか〜くらいの感じだったのですが、「僕らも、あとから見に行きます〜」とカギを渡してくれた当日勤務だった警備員さんたち、その節はありがとうございました。アットホームな会社なんです、うち。警備員さんたちと社員、お互いに顔をおそらく全員ぶん認識しているくらいには。

講談社の26階から見た2022年の初日の出がこちら。長男が願掛けで初日の出を拝みたいというので、考えた結果、近所で一番高い建物はやっぱり社屋だな……となりまして。弊社、大きなニュースなどにも備えて、建物自体は24時間365日稼働してます。今年も行こうかな……。

特に信仰心がなくても初日の出の前では、人は神妙になるもの。横で黙って見ていた長男は合格祈願をしていたようですが、私は……。ただただ、その美しさに見惚れておりました。前の部署の戸締まり作業中で、かと言って次の異動の内示もまだない、という宙ぶらりん状態で、初日の出に込めるべきあれこれはあるっちゃある時期ではあったのですが。元来、楽観的な性分なんですねえ。

「mi-molletにはもう慣れましたか?」と、いろんな場で問われた一年だった気がしますが、半年以上経った今でも「慣れました!」とはっきり答えられるかは不明です。慣れた部分もあるんでしょうが、まだバットで球の芯を叩くような境地にはいない、と自覚があるので。「ゆく年くる年インスタライブ」でミモレ編集室のみなさんの今年の言葉を見ていたら、まずは行動あるのみ!というタイプの言葉もチラホラ。私も断然そっち派なので、まあやりながら見えてくるまでやってみよう……と、共感しきりでした。

昔いたFRaUという雑誌で同僚が担当したおせちページのレシピで数年おせちを作り続けています。そろそろレシピを更新したいと思っているんですが、年末進行を終えてから動き出しても時すでに遅し。今年も同じパターンでいきそうです(笑)。

まもなく訪れる2023年は、兎にも角にも行動し、願わくば芯を見切れる一年にしたいと思います。みなさまも良いお年をお迎えください!