皆さま、あけましておめでとうございます。
年末年始はいかがお過ごしでしょうか。

昨年は、mi-mollet STOREがオープンし、編集者人生で初の「店長」なる呼び名を拝命した年でした(もちろん社内的にはそのような役職はありません。笑)。
ファッションの記事を編集することの延長にあると感じている店長業ですが、以前と変わったことのひとつに「生地や材料がどう作られているのか」「長く使うためのお手入れ法について」「使いやすさや快適性の検証」などご紹介する洋服や小物の確認するポイントが増えたことがあります。

さらにミモレストアは完全受注生産で返品ができない仕組みのため「購入いただいた方のサイズに合わなかったらどうしよう……」「実際にご覧いただいてイメージと違ったらどうしよう……」と我が子をお嫁に出す母親のような心境で送り出しています。毎回、発送直後はドキドキします。

それでもやはり、素敵なものやことを読者の皆さまとシェアできる喜びが優っています。ミモレストアの記事を読んでくださった方、ご購入くださった方、本当にありがとうございました。

気づけば6月にオープンして、10ブランド、19アイテムをご紹介しました。毎回ご紹介するたびに買うか迷い(そして実際に結構な確率で買ってしまうという……)公私混同なセレクトではございますが、ぜひ本年もお付き合いのほどを!

2023年も楽しい商品と記事を、スタイリスト福田麻琴さんはじめ、ミモレ編集部のストアチームでお届けしていけたらと思っています。


そして個人的には2年連続でギックリ腰に見舞われた経緯から、今年はギックリ腰にならぬよう、体質改善も兼ねて「冷え性を脱したい」という目標もあらたに。読者の皆さまも冷えで悩まれていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
ますます寒さが本格的になってくる年明け。そこで、本日は幾つか試したなかで「これはよかった!」というものをご紹介させてください。

 

その1:よもぎ蒸し&モリンガ蒸し

よもぎやモリンガの葉を乾燥させたものを蒸し、その蒸気を椅子に座って下から浴びます。韓国発祥の美容法で有名ですよね(写真はモリンガ蒸しでお世話になっている「黄土よもぎ蒸し専門店 ON蔵前」より)

よもぎ蒸しとの出会いは、エディターの高橋香奈子さんに「冷え性のみかづきさんにオススメですよ」とご紹介いただいたのがきっかけでした。
早速行ってみたところ、子宮まわりを中心によもぎの蒸気を当てるのですが、最終的には全身に蒸気がまわり、約40分後には芯からポカポカに。汗も大量に出て、よもぎの香りも良く、デトックス感が爽快!  足繁く通ううちに、モリンガ蒸しなるものに出会い、さらにハマりました。「地球上で最も高い栄養価を持つ植物」「奇跡のハーブ」と呼ばれるモリンガは、90種類以上の栄養素と46の抗酸化物質があるといわれており、私もかねてよりサプリや粉末をとりいれていました。そのモリンガ蒸し、私の場合はよもぎ蒸しよりさらにドバドバッと汗が出るんです(よもぎとどちらが合うかはお好みかもしれません)。

蒸される状態は大好きで、サウナもたまに通っていましたが、このよもぎ蒸し&モリンガ蒸しの良さは、個室で受けられること。ガウンを着ながらお茶を飲んだり、メールに返信したりなど、ながら作業ができます(笑)。
 

その2: 酵素風呂

酵素風呂に20分、その後シャワーを浴びた後は、汗が落ち着くまで15分程休憩します。パパッと気軽にいけるわけではないのですが、習慣化すると、本当に体温があがります。(写真は通っている「米ぬか酵素浴サロン『ブランルーム』自由が丘店」より)

健康関連で参考にしている本はいくつかあるのですが、あるとき「高城式健康術55」(著者:高城剛)なる本を読み、そのマニアックさに度肝を抜かれました。取り入れられそうなものを試してみたのですが、そのひとつが酵素風呂。微生物の活動による発酵熱を利用した酵素風呂は、大きく分けて「米ぬか」と「ヒノキやスギのおがくず」を利用したものの2種類あります(なかには両方をブレンドのところも)。私が通っているのは「米ぬか」なんですが、ぬかだけに独特の匂いがあり、毎回シャワーでしっかり落とさないと後が大変です(耳の中にも入り込んでます)。
でも、15〜20分程入った後は1時間のランニングにも匹敵するほどの汗が出ると言われています。50程度まで温まっているので、暑いのが苦手な方には少し辛いかもしれませんが、フカフカのぬか床に首元まですっぽり入って汗を出す姿は、まさに“ぬか漬”気分。
そして、実はもうひとつの嬉しい効果が“肌がツルツルになる”ことなんです。米ぬかの酵素風呂はタンパク質分解酵素を含んでおり、皮膚に付着している老廃物や悪玉菌を取り除いてくれるそう。毛穴の奥の汚れにも効果ありで、シャワー後の肌のツルツルはちょっとクセになります!

酵素風呂は体質によっては合わない方もいらっしゃいますので、試す方は事前にご確認くださいね。

 
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