LINEトラブル4:送信ミスをした(もしくは、送信ミスのメッセージが届いた)


・違う人にメッセージを送ってしまった。
・以前の職場の人から間違えて送信されてきた。
・グループトークに間違えて個人的なことを送ってしまった。
など。

今回の回答で一番多かったのが、「送信ミス」でした。LINEのアイコン(プロフィール画像)を顔写真にしている人は少ないので、間違いやすいところはあるでしょう。
ただし、今は「送信取消機能」がついたので、24時間以内のメッセージであれば消せるようになったのは救いです(※相手が見る前に消せるか、にもよりますが)。

LINEのトラブルで、「コミュニケーション上の問題」以上に、「操作ミス」のほうが多いというのが、「良くも悪くも40、50代ならでは」とも言えるのかも。
もちろん個人差はありますが、若い人よりも不慣れだから操作ミスをしやすく、逆に大人だからこそ、「コミュニケーション上のトラブル」は若い人よりも回避できるようになっているところはあるのかもしれません。

 

使い方もトラブルも人それぞれ


LINEに関しては、個人的につくづく思うことがあります。それは、「LINEの使い方は人それぞれで、それによってトラブルの内容も変わってくるのだ」ということです。
たとえば、はじめに紹介したように、「LINEがきたら、すぐに読んで、返信をしたほうがいいと思っているタイプ」と「読めるときに読んで、返信できるときに返すタイプ」では、使い方が随分、違ってきます。
前者は、「リアルタイムで会話を楽しもう」としますが、後者は、「それぞれの都合のいいタイミングで、(メールのように使って)心の交流をしよう」とするところがあるでしょう。

「LINEで長文のメッセージはうざいと思っている人が多い」と言われますが、それは、おそらく前者がそう思うのかもしれません。前者の場合は、何か他のことをしていても、すぐに返信しなくてはいけないと思ってしまう分、心の余裕がないときにそんな長文が来てしまうと、「うざい」と感じることはあるでしょう。

実は、私自身は、長文のメッセージが来たら、むしろうれしいほうなのです(もちろん、相手にも内容にもよりますが)。それは私が、後者だからなのかもしれません。
逆に、相手が後者のときには、他のことで気を付けています。それは、タイミングよく、リアルタイムでメッセージのやり取りができているときにラリーが続きすぎてしまうと、「うざい」と思われてしまう恐れがあるので、適度なところで終わらせる、ということです。続く分だけ、相手の時間を奪ってしまいますしね。
つまり、前者と後者は使い方もルールも「真逆」なんですよね。

たとえば、もしLINEが「届いてから1時間以内に読まなかったら、メッセージが消える」というシステムだったら、「すぐに読まなくてはいけない」というルールになるでしょうし、Twitterのような文字数の制限があったら、「長文は送れない」ので短文のみになりますが、そういう仕組みにはなっていません。
つまり、そういうところでは「使い方に正解はないし、好きに使っていい」ということなのでしょう。それなのに、ユーザーが勝手に「こうでなくてはいけない」というルールを設けて、トラブルが起こっているところもあるのではないでしょうか。

LINEに限らず、今後も新たな技術が生まれたら、人によって使い方が違ってくるでしょう。
「自分の使い方が正しい」と思い込まずに、「相手はどんなルールをもって使っているのだろう」とお互いに探って、折り合いをつけながら使っていく必要があるのでしょうね。

 

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