20代の若者だけでなく、30代以降の大人の男女も恋愛&結婚(再婚)をしない人が増えてきています。
そこには、「ネガティブな原因」と「ポジティブな要因」があります。それは何でしょうか。

 

恋愛&結婚をしない人が増えた理由

 

恋愛&結婚をしない人が増えた理由は、世代によっても、またその人それぞれの個人的な事情によってもさまざまです。
「恋愛&結婚をしたいと思っている人ができない」ケースもあれば、逆に「そもそも恋愛&結婚をしたいと思っていない」ケースもあります。前者は「ネガティブな原因」があり、後者は「ポジティブな要因」があると言えるでしょう。

前者の「ネガティブな原因」には、
(1)経済的にも精神的にも、恋愛&結婚する余裕がないから
(2)「傷つくのが怖い」人が増えたから(失敗できないという価値観があるから)

などが考えられます。
 

(1)経済的にも精神的にも、恋愛&結婚する余裕がない


人は心に余裕がなければ、よほど好みのタイプの人が現れない限り、恋愛をしたいとは思えなくなってきます。
たとえば、リストラされて次の職を探さなくてはいけないときに、恋愛(結婚)をする余裕はなかなか持てるものではありません。

恋愛は、意外とお金がかかります。デート代はもちろんのこと、それなりに身だしなみやオシャレに気を使わなくてはいけないですしね。
特に今は経済的に厳しく、コロナの影響で精神的に余裕がない人も少なくないので、気持ちを恋愛(結婚)に持っていけない人は増えているでしょう。
 

(2)「傷つくのが怖い」人が増えた(失敗できないという価値観がある)


「失敗しても、傷ついても、また立ち上がればいい」と思えたらいいのですが、そこには社会や世間に寛容さがあることが重要です。
残念ながら、現代は結果主義で、「失敗してはいけない」雰囲気が漂いがち。それで傷つくことを強く恐れてしまう人も増えてきました。

どんな容姿端麗の人でも「フラれたことがない」なんてことがないように、恋愛では傷つくことも少なくありません。
特に、歳を重ねるほど、「お互いにパートナーがいなくて、相手を好きだと思う状況」にはなりにくく、相思相愛になることは、奇跡的なところがあります。
それもあって、傷つきたくない人は、恋愛に踏み出そうとは思えなくなってしまうところもあるでしょう。

ただ、現代は、そんな「恋愛&結婚をしたいと思っている人ができない」ケースよりも、「そもそも恋愛&結婚をしたいと思っていない」ケースも増えてきているのです。そこには、どんな背景があるのでしょうか。
次のページで紹介します。
 

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