する方もされる方もハッピーになる「アピール方法」

 

ミユキさんには、ぜひ家族や同僚にミユキさんの努力をアピールしてくださいと申し上げたいです。でもきっと、「いい大人が、アピールなんて恥ずかしいかも……」と思われますよね。

もちろん、「私だって頑張っているのに!」みたいな怒りを込めたアピールや、「皆さんご存じないでしょうが、これは実は私がやったことなんですけどね」みたいな卑屈な思いは、相手もびっくりしてしまいます。

では、「相手も気持ちよく褒められる」「相手のためにもなる」。そんなアピール方法はないでしょうか?

「家族の都合でこの時間帯にしか働けないんですが、こういう工夫で乗り切っているんです」
「これ、とても便利なアプリでしょう? このおかげでお義母さんと上手にスケジュール管理できるのよ」

ミユキさんがどんな試行錯誤をしているのか、その結果仕事や暮らしがどう改善されているのか。不便や不幸が快適・幸せに変わっていることを、分かりやすく伝えられるといいですね。

相手にとっても、「このスムーズな暮らしにはそんな秘密があったのか」という発見になったり、「私も同じような状況になったら参考にさせてもらおう」という学びになったりするかも。

そして、一番大切なのは「ミユキさんがミユキさん自身を褒めてあげる」「ミユキさんも相手を褒める」こと。自分の良さに自分で気づく、いつもなにげなく一緒にいる相手の良さに気づく。その習慣をつけることで、自然と「褒め」のループが回り始めるのではないでしょうか。

日々の頑張りには、やっぱりご褒美が必要ですよね。さあ、気持ちよく褒めてもらいましょう!

 

皆さんのモヤモヤ話を教えてください!

職場や家庭で、イラっとしたけど言えなかった、違和感を感じたけど言葉にできなかった、モヤモヤしているのは私だけ? と思った経験がありましたら教えてください。エピソードを掲載させて頂く際はミモレの会員ニックネームではなく、仮名でご紹介します。皆さまからのエピソード投稿をお待ちしております。

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〔ミモレ編集室〕は、ミモレのオフィシャルコミュニティです。「好きを伝え、つなぎ、つながる」をキャッチフレーズに、〔ミモレ編集室〕メンバーの一人一人がこれまでに培ってきた美意識や好きなこと、最近気になっていることなどを自由にシェアし、繋がる場です。

文/梅津奏
イラスト/Sumi
構成/山本理沙
 

 

前回記事「課長がニヤニヤしながら「君、怖いよね〜」。規則を守っているだけなのに、職場でイジられました」はこちら>>

 
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