日常で感じる「ちょっとした違和感」について井戸端会議していくこの連載。ウェブマガジン「ミモレ」とその読者コミュニティ〔ミモレ編集室〕に寄せられた皆さんのモヤモヤエピソードをご紹介していきます。
今日ご紹介するのは、友達と距離を置きたいのに……というモヤモヤエピソードです。
SNSで悪口を言われているのを見てしまいました……
エピソードをお寄せくださったのは、お料理が長年の趣味だというメグミさん（45歳・主婦）。
10年以上、同じ料理教室に通っていました。私は運営のお手伝いもしており、生徒さんにレッスン内容を連絡したり、ちょっとしたイベントを企画したり。４人くらいで役割分担して先生をサポートしています。最近、その仲間内でちょっとしたトラブルがありました。
お手伝いメンバーのAさんが、SNSでお教室の愚痴を投稿しているのを見つけてしまったんです。内容はぼかしてありましたが、暗に私を非難していて……。私の家族のことにまで言及していて、とても傷つきました。
投稿のことは他のメンバーにも知れ渡り、私は少し教室をお休みすることに。Ａさんと顔を合わせたくなかったし、その話を他の人とするのも辛かったからです。お休みしている間にいろいろ考えて、お教室自体を辞めることにしました。料理教室もだいぶ長く続けてきたし、もう潮時だったのかも。心機一転、なにか他のことをはじめようと思っています。
しかし、他のメンバーからは再三「Ａさんは本当に反省しているよ。謝りたいと言っているから会ってあげて」「メグミさんがいきなり教室を辞めてＡさんはショックを受けたみたい。許してあげて」と連絡がきます。
そんな連絡を受けるのも辛く、「うーん」「無理かも」と返すのですがメッセージを見るのもしんどい。正直Ａさんに会うのは苦痛だし、謝られても許せる自信はありません。私は心が狭いのでしょうか。
許すか許さないかは、あなたの自由
メグミさん、辛い思いをされたんですね……。確かに、陰口を言われたのも悲しいし、その後「許してあげなよ」と周囲からプレッシャーをかけられるのもしんどいですよね。言われた方はまだ傷ついていて、それをえぐられたくないのに。
Ａさんは本当に反省していて、謝りたいのかもしれません。でも、それをメグミさんが聞くか、受け入れるかはメグミさんの自由だと思います。
傷つけられた方が、相手に合わせてあげる必要があるとは思えません。なんとか頭を切り替えようと頑張っているときに、自分を傷つけた張本人と向き合うのはあまりにも荷が重い。どうぞ、無理しないでくださいね。
【漫画】SNSでの悪口……許せない私は心が狭いの？
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