しかし、「服装は自由です」と面接で説明されたなら、それは本当に「自由」なんだと思います。ルールに縛られる環境にいた人はつい、どこかに隠れたルールがあるのではないかと探してしまうもの。

「自由」の意味は「自由」です!

「●●は自由」は、自分で決める練習?

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とはいえ、「浮きたくない」とモヤモヤする気持ちはよく分かります。周囲に「派手な人」「空気の読めない人」と思われたら……と思うと不安になりますよね。

最近は多くの職場で、働く時間や場所、服装などについて「人それぞれの裁量で決めてください」ということが増えていっているようです。それは喜ばしいことである一方、「分かりやすいルールがない」ことにプレッシャーを感じている人も多いのではないでしょうか。

早い時間に仕事を終えたら評価されないのではないか。
オフィスに出勤しないと「サボってる」と疑われるのではないか。
あまり派手な格好をしていると「チャラチャラしてる」と思われないか。

ルールに縛られているときはそれが苦しいのに、「自由です!」と言われると途端に不安になる。結局、過去のルールに従って無難にやり過ごしている人も多そうです。もちろんそれが居心地良いならそれでもいいと思いますが、これを機に、「自分で自分のことを決める練習」をしてみるのもいいかもしれません。

どこで、どんな時間帯に、どんなファッションで過ごすのが自分にとって快適なのか。自分のパフォーマンスが最大化するのはどんな働き方なのか、改めて考えてみませんか。

ミナコさんも「40代を前に色々思うところがあって」とのことなので、自分と向き合ってあげる良い機会かも。これまでルールのせいで閉じ込められていた、隠れた自分・新しい自分が見つかるかもしれませんね。

 

皆さんのモヤモヤ話を教えてください!

職場や家庭で、イラっとしたけど言えなかった、違和感を感じたけど言葉にできなかった、モヤモヤしているのは私だけ? と思った経験がありましたら教えてください。エピソードを掲載させて頂く際はミモレの会員ニックネームではなく、仮名でご紹介します。皆さまからのエピソード投稿をお待ちしております。

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文/梅津奏
イラスト/Sumi
構成/山本理沙
 

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