ヘア&メイク長井かおりから、これまで「常識」「鉄則」としてお伝えしてきたメイクテクやコスメ選び、マスク時代を経て、変わっているんです!! たった1ヵ所、メイクを更新するだけで、今っぽく美しく仕上がる、メイクのコツをご紹介。今回は、ラメのアイシャドウ編です。


vol.41
大人のまぶたには、大粒しっとりグリッターが映えるんです!

〔vol.41〕まぶたのシワをカバーするアイシャドウ選び。大人こそ「はっきりラメ」がいい!【メイクビフォーアフター】_img0
 

違いに気づけた方、スゴくセンスがあります! 2つの写真の違いは、きらっとするアイシャドウの選び方。左写真は、まぶたに溶け込むような繊細なパール入りのアイシャドウを使いました。右写真は、大粒パールの液状グリッターを使いました。どちらも素敵なのですが、ご自身の経験として、繊細なラメがまぶたにざらっと入り込んで、「まるでちりめんジワのように見えるかも……」と感じたことはありませんか? どうしても大人のまぶたは乾燥するとシワっぽくなりがち。だから、ラメの明るさやツヤ、華やかさを最大限楽しむには、若向け⁉️ と思われがちなグリッタータイプのほうがおすすめなんです。

 

繊細すぎて肌に溶け込んだパールは
大人のまぶたをしぼんで見せる場合も


「まぶたをキラッと華やかに見せたい」でも「大人だから繊細なパールのほうが上品よね」と思っている方、ちょっと待ってください。たしかに、光沢感や煌めきでまぶたを明るく華やかに見せてくれるパール入りのアイシャドウですが、一方で乾燥などによってまぶたにハリ感が不足している場合、繊細なパールがかえってまぶたをザラっとしぼんだように見せてしまう場合もあるんです。特に秋冬など「まぶたが乾燥しているな〜/しわっぽいな〜」と感じる時こそ、スイッチしていただきたいのが、大粒ラメ入りのグリッター。みずみずしいリキッドライナータイプがおすすめです。若者向けのアイテムかと思いきや、大人こそぜひ取り入れたいアイテムなんです。大粒ラメはいい意味で肌に溶け込まず、まぶたの上にキラキラっとした存在感を放つとともに、リキッドタイプならではのみずみずしいツヤ感も得られます。

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こちらが繊細なパール入りのキラキラアイシャドウをアイメイクの最後に、黒目の上中心に重ねたもの。もちろん、これはこれですごくキレイなのですが……。

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一方こちらは、アイメイクの最後に、リキッドタイプのグリッターを黒目の上中心にのせたもの。キラキラの粒状の光が感じられるとともに、下に塗っているアイシャドウの色と混ざって濁ることなく、発色も美しいまま。ラメが悪目立ちすることなく、むしろ上品なアクセントになっています!

\さあ、目元にクローズアップして比べてみましょう/

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〔vol.41〕まぶたのシワをカバーするアイシャドウ選び。大人こそ「はっきりラメ」がいい!【メイクビフォーアフター】_img6

微妙ですが、ざらっと感とキラッと感、そんな煌めき感の違い、伝わるでしょうか!? ご自身の目元で試してみるのが一番わかりやすいと思います! パウダー天面がテラテラと光沢感を放つ繊細なパールシャドウと、大粒ラメ入り液状グリッターとを、ぜひご自身の目元で塗り比べてみてくださいね。

 
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