2月13日に開催されたスーパーボウル。そのハーフタイムショーに出演したリアーナのパフォーマンス、皆さんご覧になりましたか? 5年ぶりのライブ出演ということもあり、開催前からかなり話題になっていましたが、パフォーマンスの際にリアーナが真っ赤なジャンプスーツのジッパーを下げて大きなお腹を披露。エイサップ・ロッキーとの第二子妊娠がわかり、さらに大きなニュースとなりました。
が、そんなリアーナのステージに対し、アメリカのカリスマ主婦、ベサニー・フランケルが「彼女のパフォーマンスは音楽への愛よりもビジネスの機会を逃さない商売人根性を露呈するものとなった」とインスタグラムで批判。
というのもリアーナのパフォーマンス中に、自身がプロデュースするコスメブランド「フェンティ・ビューティー」のパウダーを鼻にはたいてメイク直しをしてみせたシーンがあったのですが、この映像が放送されたあと、同じ商品のインターネットでの検索率は883パーセントまで増加。リサーチ会社の調べによれば、放送終了後12時間だけで、「フェンティ・ビューティー」の売上は5.6ミリオンドルも上昇したとのこと。
ベサニーは人気リアリティ番組「リアル・ハウスワイブス・オブ・ニューヨーク」への出演でも知られる料理研究家で、さらにTVプロデューサーや実業家としても活躍しています。そんな彼女は「リアーナのことは大好きよ、彼女のバイブスも、歌もファッションもね」と注釈を入れた上で、「でも数年前にニューヨークでリアーナのショーを観たの、同時期にピンクのショーも。そのときも、ピンクのショーの方が数倍よかった」とチクリ。
過去にもレディ・ガガやビヨンセなど、毎年大物アーティストが出演しているハーフタイム・ショーですが、実はノーギャラ。それなのになぜそんな大物ばかりがブッキングできるのかといえば、出演することで曲が売れるから。2016年に出演したガガは、放映後にデジタル・アルバムの売り上げが何と1000パーセントも上昇したのだとか。
全米最多視聴率と言われるスーパーボウルはおよそ1億人が視聴すると言われているので、宣伝効果は桁違い。2023年のCM料金は30秒で約9億円らしいので、リアーナは実業家として今回のライブを余すことなく自分のビジネスのために活用したと言えます。
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