『オー!マイ・ボス! 恋は別冊で』の中沢さん(間宮祥太朗)や、『彼女はキレイだった』の樋口くん(赤楚衛二)、『silent』の湊斗(鈴鹿央士)など、これまで数々の当て馬キャラに沼ってきた私が、今期どハマりしているのが『ハマる男に蹴りたい女』の香取(京本大我)です。もうね、香取って全方位無敵男なんですよ。ビジュアルはもちろんのこと、気遣いもできて仕事もできて。なんと、家事までできちゃう。


ただ、ヒロインのいつか(関水渚)は、ほぼ確で紘一(藤ヶ谷太輔)と結ばれちゃうんですよね(号泣)。香取は、“それでもいい”(=いつかが、紘一のことを好きでもいい)と言っているけれど、おそらくいつかは紘一を選ぶ。それが分かっているから、苦しいんです。いや、むしろその切なさが、当て馬キャラとしての魅力を引き立てているのかもしれません。

そこで今回は、香取の“ここがすごいぞ”ポイントを紹介していきたいと思います。

 

そもそも、香取とは?
 

Web制作会社に勤務するヒロイン・いつかの同期。さわやかで人当たりがよく、仕事までできる有望株。2年間の大阪勤務から帰ってきたことをきっかけに、いつかへのアプローチを再開! 同期の間では、「放牧してたら、A5ランクになって戻ってきた“奇跡の同期”」と呼ばれています。



①とびきりのお姫様扱いをしてくれる


第2話、「やっぱ、ここだった」といつかの前に颯爽と登場した時、あまりの爽やかさに思わず目をこすりました。風か? まわりに、風が吹いとるぞ……と。

いつかって、サバサバした性格なので、どちらかというと女の子扱いをされてこなかったタイプだと思うんですよね。でも、香取は女の子扱いを飛び越えて、お姫様扱いをしてくれる。

香取「こんな時間に、1人は危ないよ」

いつか「そんな扱いしてくれるの、香取だけだよ」

香取「なんで? 西島のこと、心配だよ。綺麗だし」

いつか「綺麗? 私が?」

香取「そういうところは、可愛いよ」

なんだ、この最強の王子様構文は……! こんなにもストレートに愛の言葉を伝えてくれる男性、そうそういなくないですか? 


しかも、女慣れしているわけじゃないのもまたいいんですよね。いつも照れくさそうだから、一生懸命言っているのが分かる。いつかのことが好きだから、頑張っているんだなぁって。そんなところも含めて、尊いです。