「シェ・シバタ」から美しきクッキー缶が新たに登場！
あまりに有名ですから、改めてご紹介する必要はないかもしれません。スイーツ好きの人たちにどこのスイーツがおいしいか聞いたときに、必ずと言っていいほど名前が挙がる「シェ・シバタ」。岐阜県多治見市、名古屋をはじめ、海外にも店舗を持つ柴田武氏が手がけるパティスリー。その「シェ・シバタ」から新たなクッキー缶がこの春登場しました。
今までのお菓子缶とはがらりと雰囲気を変え、缶にはイラストレーター・糸川優氏の印象的な植物のイラストをプリント。ミモザの花を中心にピスタチオやアーモンドの花が描かれています。
缶ぶただけでなく、側面にもプリントが施されているため、とても華やかな印象の缶に仕上がっています。
中は素材や食感にこだわったクッキー５種類の詰め合わせ。「シェ・シバタ」が得意とする塩キャラメルのほか、発酵バターを使用したガレットブルトンヌや、チョコレートを惜しみなく練り込んだ濃厚なショコラなど贅沢なラインナップになっています。
長年愛される蝶番缶（ちょうつがいかん）もおすすめ
ラ トリニテーヌ フラワー￥1950 ※値段はアマゾン購入時のもの。アマゾンの場合、値段は変動します。
蝶番缶は、フランスのガレット缶によく見られる形。ふたが迷子にならないのと再利用しやすいサイズ感のせいでしょうか、日本でも人気のお菓子缶の形です。中でも「ラ トリニテーヌ」のガレット缶は、30年以上に渡り日本に輸入されている“殿堂入り蝶番缶”。デザインも廃番したものを含めると500種類以上あります。
2009年から販売している「フラワー」は、ロングセラーの人気を誇るデザイン。先日、あるTV番組でこの「フラワー」缶をご紹介したところ、オンラインショップなどでは軒並み値上がり……（現在は少し落ち着いています）。「ラ トリニテーヌ」の平均的なお値段は2000円前後。お菓子缶マニアとしては、やはり欲しい人のところへ正規のお値段で届いてほしい……！ スーパーマーケットの「成城石井」やデパ地下にあるスーパーマーケットでは正規のお値段で販売していますので、ぜひそちらをのぞいてみてください。
この「フラワー」の他にも、ルノアールやモネの絵画を使ったデザインもあり、そちらもホワイトデー向きでおすすめです。
今、蝶番缶のお菓子缶というと「ラ トリニテーヌ」が注目されていますが、実はフランスのガレット缶によく見られる形です。「ディーン＆デルーカ」では、蝶番缶に入ったサブレやガレットを頻繁に取り扱っています。先日見つけたのが、ノルマンディーの海沿いにあるアネル村で1904年に創業したビスケット工場で作られるサブレが入った蝶番缶。ホワイトとブルー、そして深みのあるパープル。この大人な色使いで構成されたデザインは、まさにフランスならでは！ 中のサブレもその土地で作られる小麦にイズニーバター、放し飼いの卵を使用。ミルキーでなめらかなおいしさを楽しめます。
今回は少し大人な、おしゃれ路線のお菓子缶をご紹介させていただきました。ホワイトデーのギフト（もしくは自分へのご褒美）のリストに加えていただければうれしいです。
構成／佐野倫子
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