定年後の距離感は、ベテラン夫婦の悩みどころ


mikimouseさん、こんにちは。旦那様の定年後、お2人で仲良く過ごすはずが、新たな心配の種が生じて心を痛めていらっしゃるとのこと。これまで女性関係で心配事のない、真面目な旦那様だったことが窺えて、mikimouseさんが戸惑っていらっしゃる様子が伝わってきました。

さて、私が少し気になったのは、お悩みの冒頭で綴られていた、「定年後は一緒にいる時間が増えて揉めることが多くなり、私は鬱陶しくなって主人となるべく過ごさないようにしていました」という言葉。定年後の夫婦関係をいかに良好に築いていけるかは、mikimouseさんだけでなく、多くのベテラン夫婦に共通する悩みではないかと思います。

男性は社会で認められるために必死に人生を費やしてきた分、定年後は時間の使い方を持て余し、趣味がなかったり交友関係が少ない方は特に、社会に必要とされなくなったと心にぽっかりと穴が開き、鬱になる人も多いと聞きます。もしかしたら、ご主人の方がリタイア後はお2人で過ごす時間をmikihouseさんに期待していたのかもしれません。

 


こちらに心を向けてもらう努力が必要


定年退職後、自由な時間ができた旦那様に対し、mikimouseさんは今も続けていらっしゃるパートのお仕事にお家のこと、さらに「家にいる旦那様」のお世話もしなければならず、やることが増えて、心に余裕がなくなり大変だったからこその態度になってしまったのだとは思います。が、昨年から寄り添うようにはしていらっしゃいますが、それまでの数年の間に受けた心の溝を、ご主人がまだ埋められていないのでは……と感じました。

「自分を遠ざけていたのは、生活リズムが変わってmikimouseさんがキャパオーバーだったのかもしれない――」。そのように旦那様が慮ってくれればいいのですが、残念ながら多くの方が多角的に物を考えられるとは限りません。mikimouseさんに悪気はなかったものの、ご主人の自尊心やプライドが傷ついてしまった記憶とその先入観を手放して、こちらに心を向けてもらう努力が必要です。