「来月、大ファンの歌手のコンサートチケットを予約しているんです」「毎週●曜日は予定があって早く帰りたいです」「金曜日においしいレストランに行くのがモチベーションなんです」
プライベートの話を職場でするのは抵抗があるかもしれませんし、有休をとったり残業を断ったりするのに事情を説明しないといけないのは時代錯誤という考え方もあるかもしれません。しかしもし、「私のプライベートも尊重してほしい」と思うなら、ある程度情報を開示すると効果があるのではないでしょうか。
そして結局、家族持ちの同僚の事情の方が優先されるのかもしれない。それでも、自分にも予定があったことを知ってもらった上で、「ごめん、なんとかお願いしたいです」と言われたのならば少しは気持ちが楽になりませんか?
意外と有効な手! スケジュール表をブロックしちゃおう
ひとつ、筆者の提案です。やっている人が少なくて意外と有効なのが、「職場のスケジュール表に、プライベートの予定も登録してしまう」という手。
グーグルカレンダー・Outlook、はたまた昔ながらのカレンダー……。多くの職場には、社員がスケジュールを登録し共有するツールがあると思います。打合せやお客さんとの面談など仕事の予定を登録する以外に、「早帰り」「予定あり」とプライベートの予定も登録してみるのはいかがですか?
先にスケジュールをブロックしておくと、上司や同僚も「チエさん、この日は予定があるのね」と認知しやすいです。突発的な対応は引続きチエさん頼みになってしまったとしても、「その代わり、チエさんが予定入れている金曜日は私がカバーしよう」と普段の仕事を調整してもらえるかもしれません。
何かあったときに、「実は私もプライベートの予定があって……」と言い出すのは意外と勇気がいるもの。事前にスケジュールに入れて共有しておくことで、単純に暇だと思われないように防御することができると思います。
人と働くときはいつも、「持ちつ持たれつのお互い様」マインドでいたいですよね。相手を尊重し、自分も尊重されたいと願うのは当然のこと。無理のない範囲で自己開示することで、チエさんのモヤモヤが少しでも軽くなりますように。
皆さんのモヤモヤ話を教えてください!
職場や家庭で、イラっとしたけど言えなかった、違和感を感じたけど言葉にできなかった、モヤモヤしているのは私だけ? と思った経験がありましたら教えてください。エピソードを掲載させて頂く際はミモレの会員ニックネームではなく、仮名でご紹介します。皆さまからのエピソード投稿をお待ちしております。
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作画/Sumi
構成/山本理沙
前回記事「「え、アフタヌーンティー8000円?そのコートは50万円?」15年ぶりに再会したら、友人がセレブになっていた!」はこちら>>
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