日常で感じる「ちょっとした違和感」について井戸端会議していくこの連載。ウェブマガジン「ミモレ」とその読者コミュニティ〔ミモレ編集室〕に寄せられた皆さんのモヤモヤエピソードをご紹介していきます。
今日ご紹介するのは、友人と金銭感覚が違うことにモヤモヤするというエピソードです。
「え、お茶に8000円?!」
エピソードをお寄せくださったのは、最近学生時代の友人と交流が復活したというキヨミさん(48歳・主婦)。
昨年、ひょんなことから女子大時代の友人たち2人と交流が復活しました。子どもの習い事とSNSがきっかけなのですが、「こんなことってあるのね~!」と感動。もう15年以上没交渉だったので、お互いの近況を報告するだけでも楽しい。ほぼ毎日メッセージのやりとりをし、一か月に一回くらい実際に会っておしゃべりに花を咲かせています。
この年になって旧友と再会できるとは……と自分のラッキーさに感謝していますが、ちょっと心配なことが。
友人の一人は独身貴族、もう一人は私と同じ子持ち主婦ですが、二人と会っていると豊かな暮らしぶりが透けて見えます。三人で会うのはいつも素敵なホテルのアフタヌーンティーやランチ。私はアフタヌーンティーをいただくのが初めてで、事前に調べて「お茶とお菓子で8000円?!」とひっくり返りそうになりました。先日友人の一人が着ていたのは、雑誌でしか見たことのない某ブランドのぬいぐるみのようなコート。あれは確か数十万円はするはず……。
私は普通の庶民です。服は、ユニクロや駅ビルで娘の買い物に付き合って購入。全身1万円もしないこともあります。お茶と言えばチェーン系カフェが定番。二人と会うのは楽しいですが、金銭感覚が合わないことでまた距離ができてしまうのではと不安です。せっかくの友人に劣等感を持ってしまいたくない。どうすればいいでしょうか。
価値観がちょっと違う友達、も楽しんで
15年以上ぶりに友人に再会できたなんて、なんて夢のあるお話。大人になると新しく友人をつくる機会が減りますから、旧友と再会できて、しかもまた仲良くなれているというのは本当に幸運ですね。
しばらく会わない間に、友人たちと生活や価値観に違いが出てしまったのではないか……というモヤモヤですね。確かに、親しい友人とファッションや選ぶお店のレベルが違うというのは気になるかもしれません。ブランドもののお洋服とか、ホテルでのランチとか、ちょっと圧倒されてしまって「それにひきかえ私の日常は……」と気後れしてしまう気持ちもよく分かります。
【漫画】15年ぶりに再会した友人がセレブに!金銭感覚の違いが不安……
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