仕事コーデに休日コーデに便利なカーディガン。ですが、おしゃれに見せるのがなかなか難しいアイテムです。そこで、スタイリスト川上さやかさんに、カーディガンの新常識を教わります。

 

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普通のハイゲージのカーディガンは無難なスタイルに収まってしまう

カーディガンの肩掛け、腰巻きって今するとダサい?2023年春、カーディガンの正解_img0
写真:Shutterstock

ハイゲージでベーシックなデザインのカーディガンは、上品できちんとした印象のあるアイテムですが、それゆえ、収まりがよすぎて、Vネックでもクルーネックでも無難なコーディネートになってしまいやすいんです。

Vネックのカーディガンのボタンをすべて留めて、Vネックのニットとして着るなら問題ありませんが、ブラウスやカットソーの上から羽織りとして着るスタイルをおしゃれに見せようと思うと……かなりのテクニックが必要で、洋服を扱っているスタイリストでも、気負いがいるほど。

たとえば、超シンプルな服を着てもおしゃれに見えるくらい髪型が今っぽく更新されているなら話は別ですが、それくらいのアップデート感がないと、さらりと着ただけで素敵に見せるのは難しいんです。

また肩掛けや腰巻きは、着ているうちに崩れてしまうので、実用的ではありません。
 

素材に表情があるカーディガンを選べば、簡単にあか抜けて見える

カーディガンの肩掛け、腰巻きって今するとダサい?2023年春、カーディガンの正解_img1
上から:カーディガン¥41800/カレンソロジー(カレンソロジー 青山) カーディガン¥24200/FRAY I.D(FRAY I.D ルミネ新宿2店) カーディガン¥31900/プルミエ アロンディスモン(プルミエ アロンディスモン)

そこで、おすすめしたいのが、主役になるタイプを選ぶこと。カーディガン自体にボリュームがあり、素材にも表情があると、ハイゲージのカーディガンのように、コーディネートに馴染みすぎず、存在感があるので、パッと羽織るだけでおしゃれに見えやすいんです。

今季はツイード調のカーディガンが豊富なので、いろんなブランドで見つけることができます。
 

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