コロナ禍真っ只中は、リモートワークが増え、どんどん着こなしもカジュアル化していきました。マスクの着用も個人の判断に委ねられるようになり、リモートワークが減り、以前よりも出社する機会が増えた今、また仕事服に求めるものが変わってきているように思います。そこで、元会社員だったスタイリスト川上さやかさんに、今の時代に相応しい仕事服について教えてもらいます。
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“きちんと見えるけれど、私には優しい”みたいなテンションが合っている
リモートワークが終わりつつ、オフィスに出社し、いろんな人と直接会う機会が増えた今。以前のように「周りの人に感じよく、大人としてきちんと見える」気持ちは大事にしつつも、リラックス感のある着こなしの心地よさや、おしゃれをすることの楽しさを知ったことで、いくら仕事服といえども、「自分にもちゃんと優しさがある」ことも重要にしたいのではと思います。
スーツ×白シャツでも、今っぽい緩さのあるデザインで自分に優しく
スーツと白シャツの組み合わせの場合、以前なら、肩がセットインされていて、かっちり感のあるシャツを選んでいたように思いますが、今なら肩の切り替えがなかったり、ドロップショルダーだったりするような、可動域を制限されないようなリラックス感のあるシャツを選びます。また、こちらのシャツは、シャープな襟元でちゃんときちんと見えるけれど、着丈が短く、ウエストで絞る今っぽいデザインなので、おしゃれ心も満たされます。
コロナ禍で、ハイヒールを履かなくなった人も増えたと思いますが、フラットシューズにするなら、デザインの効いた靴を選ぶと、スーツでも華やかな印象に仕上がるのでおすすめです。
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ジレを柔らかなニット素材にして自分に優しく
これまでならスーツのような素材のジレを選んでいたのを、ニット素材にしてみるのもおすすめです。色は黒、そしてハイゲージにすれば、ニットでもカジュアル感は出にくく、きちんと見えます。またブラウスをボトムにタックインせずに着てみるのもいいと思います。パンツは、光沢感がありきれいめに見えますが、ウエストゴムなので、着心地はラクチンです。
お問い合わせ先/
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ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店 tel. 03-5786-0555
※価格のないアイテムは、スタイリスト私物です。
撮影/目黒智子
スタイリング・出演/川上さやか
ヘア&メイク/桑野泰成(ilumini.)
構成・文/髙橋香奈子
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