ヘア&メイク長井かおりから、これまで「常識」「鉄則」としてお伝えしてきたメイクテクやコスメ選び、マスク時代を経て、変わっているんです！！ たった１ヵ所、メイクを更新するだけで、今っぽく美しく仕上がる、メイクのコツをご紹介。今回は、大人のつけまつ毛編です。
vol.47
なつかしのつけまつ毛、実は大人の目元にぴったりでした！
今回ご注目いただきたいのは、まつ毛！ 左の写真は、まつ毛を根本からビューラーで上げ、黒のマスカラを３度ほどたっぷり塗った目元。一方右写真は、目尻側を中心につけまつ毛をプラスした目元。もちろん、マスカラこってりのほうが目元にインパクトはありますが、ちょっと頑張りすぎでぼてっとした感も。一方つけまつ毛の目元は、つけまつ毛ならではの、繊細な華やかさがあり、ダマっぽさとも無縁なので、上品でチャーミングな印象に仕上がるんです！
繊細に長さとボリュームが出せて自然！
最新つけまつ毛は大人にこそ嬉しいアイテム
「15年、20年前には、つけまつ毛でガッツリ目元を盛っていたわ」という方、意外と多いのでは！？ 2000年代はぱっちり目元やふさふさまつ毛の最盛期でした。ちょうどその頃、「ギャルだったわ」なんて方（私もそうでした！）、いらっしゃると思います。つけまつ毛といえばその頃の思い出のアイテムの一つですが、大人になるにつれすっかり使わなくなってしまった。でも、さりげなく自然に目ヂカラが欲しい……そんな今こそつけまつ毛の出番かもしれません。しかもその当時と比べて、つけまつ毛の使いやすさ、ナチュラル感、もろもろすべて大進化！ 特に注目なのが、目幅全体に一気につけるのではなく、２～３本ずつ、まさに田植え感覚で、必要な部分にだけまつ毛を付け足しできるタイプ。まつ毛エクステをされている方で、メンテナンス前に取れてしまったエクステ代わりにも使えるので、今再びつけまつ毛ブームが来つつあるんですよ。なんといってもマスカラ盛り盛りには出せない繊細な長さや、セパレート感。上品に盛れるので、まつ毛パッチリでいきたいときの選択肢としてぜひ、進化系つけまつ毛、お試しください♪
こちらは黒のマスカラを全体にたっぷり３度塗りして、まつ毛を強調したメイク。どんなに頑張ってもマスカラではこれが限界かも……！ インパクトは出ますが、厚ぼったさがあり、ぱっちりさせたいのにまつ毛に重さが出るのでカールも下がりやすく、メイクくずれも心配なところ。
一方こちらは、目尻中心につけまつ毛をプラスして、のりづけ感覚でさらりとマスカラを塗った目元。まつ毛が細く繊細なまま、長さが出るので、上品な華やかさが出せます。しかも、「つけまつ毛をつけています！」感もなく自然な仕上がりに感じませんか？
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