英語ネイティブの子ばかりなので、息子の英語もいつの間にか上達

試練の連続である小学生の「海外留学」。運命の分かれ道は、留学までに得意なことが見つかっているか、いないか<br />_img5
野球の練習のあとに、苦手なランニングを克服しようと自主練していたら、チームメイトが来てくれて、一緒に練習してくれました。アドバイスもくれ、どうすればいいか真剣に考えてくれました。

野球をしているときは、コーチにもチームメイトにも日本語が分かる人はいないので、ずっと英語で会話するしかありません。野球の基本的なルールや大事なポイントは理解しているからか、コーチからの指示などは私が思っていたよりも理解しているようで、私が「理解できた?」と聞いたら「うん、大体」と答えるくらいスムーズ。そのため、回を重ねるごとに、息子が喋る英語も目に見えて上達しているのを感じます。

 

英語でコミュニケーションが取れるようになってきたことで、チームメイトとの仲も深まり、今では一緒に遊んだり、離れているときもチャットなどで連絡を取り合ったりするようになりました。子供同士が仲良くなったことで、私も友達の親御さんと仲良くすることができ、息子にとても感謝をしています。

野球のおかげで世界が広がり、留学生活が充実しているのを感じます。
中学受験を目指しているときは、勉強がすごく得意なわけではないし……偏差値も高くないし……と学力面のマイナスポイントにばかり目がいっていました。でも今では、もっと広い視点で息子の良いところを見られるように変化。スポーツでも、趣味でも、なにかひとつでも得意なこと、好きなこと、夢中になれることをすでに見つけられている息子は本当にすごい! とポジティブに考えられるようになったのです。

留学をしたことは、息子だけでなく、親である私にまで大きな変化をもたらしてくれています。
 

撮影・構成・文/高橋香奈子

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