去年の夏から息子とカナダに引っ越した編集者が執筆。インフレで海外での生活が大変という話を聞いたことがある人もいるかと思いますが、実は「日本で値上がりが凄い」と話題の電気代が意外と安かったんです。実際にどれくらい払っているのか、ほかにどんなメリットがあるのか紹介します。
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電気代は2ヶ月に一度の請求で、冬でも約6000円程度
最近日本では電気代の値上がりが激しく、暖房を使う冬の時期は数万円もかかってしまったという人は多いのではないでしょうか? カナダに引っ越して驚いたのは、電気代の安さ。小学生の息子と私の2人暮らしではありますが、私は在宅で仕事をしているため、家にいる時間が長いですし、IHコンロ、電子レンジ、オーブン、食洗機、洗濯機、洗濯乾燥機など、電化製品もよく使っているほうだと思います。
ですが、2ヵ月で6000円程度、つまり1ヵ月で3000円程度しかかかっていません。カナダでの食費や生活費は日本より高く感じているので、これにはとても驚きました。
さらに州から申請不要のインフレ対策として1世帯100ドルの控除が!
さらには、インフレ対策として、昨年末に私が住んでいるブリティッシュコロンビア州から100ドル分の電気代がクレジットとして各家庭に配布されたのです。私のほうでは何も手続きはしておらず、電気代の支払い時に自動的に割り引いてくれたのもとてもありがたかったです。
なので10月から2月で122.24ドルだったところ、実際には22.24ドルしか支払っていません。
日本のオール電化住宅は、電気料金が月10万円を超えることがあるそう
一方、日本の電気代がどれくらいか調べていたところ、オール電化の住宅は、1ヵ月で10万円を超える家庭もあるそう。いくら冬だけだったとしても、削ることが難しい生活費でここまでかかってしまうのは、痛手ですよね……。
ちなみに、カナダでの水道代ですが、こちらは払っていません。地域や住居によって異なるようですが、私が住んでいる賃貸マンションは、水道代込みになっているようです。水を少ししか使わなくても、たくさん使っても、賃料が変わることはありませんので、実質無料のようなものです。
海外で生活するのはお金がかかると言われますが、こんな意外なメリットもあるんですよ!
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