いよいよ、本格的に春ドラマがスタートする時期がやってきましたね! 連ドラが放送されていない夜はちょっぴり物足りなさを感じてしまうので、「やっとだ!」という感じです。もちろん、過去作を観るのもいいですが、やっぱり“リアタイ”って楽しいんですよね。一体感があるというか。Twitterで実況している人のツイートを見ながら楽しんだりできるし! 4月9日(日)スタートの『だが、情熱はある』(日本テレビ系)も、“山ちゃん”こと山里亮太さんの実況をおともに観ていました。
 

毎クール悩まされる“水10なに観る問題”
 

そんな私の悩みの種は、ドラマの枠かぶり。とくに昨年4月にフジテレビの水曜10時枠が復活してからは、“水10なに観る問題”に毎クール悩まされています。

ただね、これまではある程度カテゴリーが分かれていたんですよ。日テレは、「様々な女性の生き方を届けるドラマ枠」というだけあって、『悪女(わる)〜働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?〜』のまりりん(今田美桜)や、『ファーストペンギン!』の和佳(奈緒)など、たくましいヒロインの仕事っぷりを描いた作品が多かった。

対して、「New Hero」をコンセプトにしているフジテレビは、男性俳優主演でいろいろなタイプのヒーロー像を提示していたんですよね。だから、「今期はこっちだな〜」って感じで選びやすかった。たとえば、昨年10月期なんかは、実況しながら観るのが面白そうな『親愛なる僕へ殺意をこめて』をリアタイ。『ファーストペンギン』はあとからじっくり……と棲み分けていました。

しかし、今期はフジテレビに水10が復活して初めての女性主人公ときた。しかも、『わたしのお嫁くん』も『それってパクリじゃないですか?』も、仕事をバリバリ頑張っている主人公。『わたしのお嫁くん』にはラブ要素が多くて、『それってパクリじゃないですか?』はお仕事に振り切っている感じがするけど、雰囲気が似ているだけにどっちをリアタイすればいいのか……。まさに、迷宮入りしているところです。