コロナ禍による移動制限も緩和されて、今年は旅行を計画している方も多いのでは? ミモレの連載が大人気のスタイリスト斉藤美恵さんも、大の旅好き。今年は国内外さまざまな場所への旅行を計画しているそう! 旅ではいかに“快適”に過ごせるかを大切にしているという斉藤さん。今回は、快適な旅に欠かせない洋服や小物などをご紹介いただきました。


旅のキーワードは、
身軽に、快適に。

旅先のプーケットにて(写真提供/斉藤美恵さん)
コロナ前は、お盆の時期は毎年必ず沖縄へ、年末年始はハワイやプーケット、ベトナムのフーコック島など、のんびり過ごせるビーチリゾートで過ごすことが多かったです。ヨーロッパも好きで、フランス・パリへ1人旅に行ったことも。今年は久しぶりに旅に行けるのを楽しみにしています。

元々手持ちの洋服も、スタイリストという職業にしてはかなり少ない方だと思いますが、旅でも荷物は最小限に、なるべくミニマルに行きたい派。普段の延長線上で着るものもあまり変わらないのですが、ワードローブのなかでもよりコンフォートな素材やデザインを厳選して持っていきます。足りなければ現地で調達すればいいし、なるべく身軽でいたいなと思っています。(斉藤さん)


国内外問わず、さまざまな場所を旅してきた斉藤美恵さん。今回は旅先に欠かさず持っていくというアイテムを教えていただきました。洋服はもちろん、“食”も大好きという斉藤さんならではの意外なアイテムも登場します。

 


旅のマストアイテム①
薄手のジャケット

ジャケット/ピクシーマーケット タンクトップ/ユニクロ デニムパンツ/ZARA サンダル/ハワイアナス


MIE’Sコメント 
ホテルのチェックイン時など、少しきちんと感が欲しいときはジャケットを着ておきたいし、特に1人旅のときは薄手のジャケットを1枚必ず持っていきます。

旅のジャケット選びのポイントは、きちんと感+着心地の良い素材やデザイン。春夏用の軽いジャケットは、機内で着ていて疲れなくて、ジャケットを1枚はおるだけできちんと見えるものが便利です。今日着ているものもドロップショルダーで肩が凝らないし、シワにならない素材。腕をまくってカジュアルに着たり、夜レストランに出かけるときは肩掛けするとニュアンスが出たり、これ1枚でいろいろなシーンに対応してくれます。


旅のマストアイテム②
ウールのカーディガン

カーディガン(黒)/プラダ、(グレー)バレンシアガ
ジャケットの上から、ストールのように首に巻いて使うことも多いそう。


MIE’Sコメント 
飛行機の機内や海外のショップなどは冷房が効きすぎて、コットン素材のカーディガンでは寒いことが多いので、真夏でもウール素材のカーディガンを持っていきます。ジャケットの中に仕込んだり、ストールのように肩掛けしたり、温度調節に頼れるアイテムです。


旅のマストアイテム③
「ハワイアナス」のビーチサンダル

 
サンダル/すべてハワイアナス


MIE’Sコメント 
ビーチサンダルはハワイアナス一択! いくら歩いても足が痛くならず、私の足にはすごく合っているみたい。もちろん濡れてもOKだし、旅先以外でも、夏はこればかり履いています。街歩きや普段使いなら黒、リゾート地なら黒以外、と履くカラーを場所によって変えています。トング型がすきなので、もう少しきれいに見せたいときはレザーのトングサンダルを履くことも。夏のワードローブには欠かせないアイテムです。


旅のマストアイテム④
香りアイテム(マッチのお香)

hibiお香スティック(斉藤美恵さん私物)


MIE’Sコメント 
マッチのように火をつけて、専用の黒いマット(写真奥)にのせて香りを楽しむアイテム。ライターもいらず、軽くて持ち運びに便利なので、旅用の香りアイテムとして愛用しています。香りものは旅先に必須ですが、キャンドルやアロマオイルは重いので、なるべく荷物を軽くしたい私にぴったりなんです。蔦屋や雑貨屋さんでも売っていて、香りのバリエーションも豊富でおすすめです。

 
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