料理家・栗原はるみがキャリアの中で2万以上あるレシピの中から、和・洋・中の基本を選び抜いて掲載した、パーソナルマガジン『栗原はるみ』最新号(2023年4月3日発売)。
「栗原さんの料理教室へ入門しました!」「あらためて基本をおさらいすると、料理が変わった」などの声が多数、編集部には届いています。
そして別冊付録は、冷蔵庫にあると食卓が楽しくなる常備菜のレシピをまとめた『楽しい、常備菜。』です。

現在、発売中の『栗原はるみ』は、他にひとりごはんのレシピ、私服のワンピースを紹介するファッション企画や毎日の花の飾り方の特集も。

雑誌『栗原はるみ』公式サイトでは、有料で、雑誌に掲載されたレシピ検索ができます。今回、アクセス数上位3つのレシピをご紹介します(2022年3月〜2023年3月まで)。まずは、第3位から。

 

第3位 「天かす豆腐」

 

豆腐に天かすをのせるだけで一品に。淡白な豆腐にこくが加わって、ひと口食べるとまるで手をかけた揚げ出し豆腐のようなおいしさです。

●材料(1人分)

絹ごし豆腐…小1丁(150g)

A
だし汁…カップ1
しょうゆ…大さじ1
みりん…大さじ1
砂糖…小さじ1
天かす…適宜
九条ねぎ(小口切り)…適量
手作り七味唐辛子…適宜

●作り方

1 小鍋に湯を沸かし、水けをきった豆腐を入れてふたをし、豆腐が中までしっかり温まるまで弱火で加熱する。

2 別の鍋にAを合わせ、味を調える。

3 豆腐が温まったら取り出して2の鍋に静かに入れ、火にかける。煮立ったら煮汁と一緒に器に盛り、好みの量の天かすとねぎをのせる。好みで七味唐辛子を添える。

 

豆腐は小鍋に入れて煮立たせないよう静かに弱火で熱し、中までしっかり温めておきます。グラグラ煮立てると、豆腐にすが入ってしまいます。


雑誌『栗原はるみ』3号目の「自分のために、ひとりごはん。」より。天ぷらを揚げたときに出る天かすを活用したレシピです。天かすは他にうどんや納豆に混ぜると、コクが出て料理がおいしくなるので、栗原さんも冷蔵庫に入れているそうです。
 

第2位 「鶏だんご鍋」

 

鶏ひき肉にすりおろした長芋を加えて、 ねっとりとゆるい生地にしています。
野菜はお好みで、水菜、青ねぎ、レタスでもいいと思います。

●材料(1人分)

鶏ひき肉…200g

A
卵白…1個分
長芋のすりおろし…50g(正味)
酒…大さじ1⁄2
塩…小さじ1⁄4
こしょう…少々
片栗粉…大さじ1

せり…1束(50g)
絹ごし豆腐…小1丁(150g )
チキンスープ…カップ2
市販のものでも代用可
塩…少々
ゆずこしょう…適宜

●作り方

1 鶏だんごを作る。ボウルに鶏ひき肉を入れ、 Aを順に加えてよく混ぜ合わせる。
2 せりは洗って水けをよくきり、5~6cm長さに切る。
3 豆腐は水けをきっておく。
4 一人用の鍋にスープを入れて火にかけ、煮立ったら塩で味を調える。鶏だんごはひと口大にスプーンですくって落とし入れるか、そのまま流し入れ、好みで二通りの食べ方でいただく。
5 豆腐を加え、温まったらせりを加えてさっと火を通す。器に取り分け、好みでゆずこしょうを添える。

生地はスプーンですくって落としたり、スープが煮立ったら生地を流し入れて、煮ながらくずす食べ方もできます。

 


こちらも雑誌『栗原はるみ』3号目の「自分のために、ひとりごはん。」より。すっきりした塩味なので、豆板醬や酢、柑橘類の絞り汁を入れるなど、途中で味に変化をつけてみて。食べごたえがほしいときは餅や麺を入れます。
 

第1位 「塩豚」

 

塩をもみ込んでおくだけ、の簡単な下ごしらえで、いつでもおいしいお肉が食べられます。食べやすい大きさに切って、冷蔵庫や冷凍庫で保存しておくと便利です。

●材料(作りやすい分量)

豚肩ロース肉(かたまり)…200g
塩…3g
※かたまり肉に対し1.5%の塩

●作り方

1 豚肉は水けをよくふき、全体に塩をまぶしてもみ込む。ラップに包み、バットに入れて冷蔵庫で一晩おく。

2 出てきた水分をよくふき、食べやすく切って使用する。

 

塩豚はごく薄切りにするとベーコンに。 あれば脂が多い部分のほうがよいでしょう。切りにくい場合は、半冷凍の状態にしてから切ってください。

 

フライパンにサラダ油を熱し、塩豚のベ ーコンをカリッとするまで焼きつけてから卵を割り入れ、好みの加減に火を通せばベーコンエッグの完成。最後に塩、こしょうをふって。好きなパンとミルクティーで、栗原さんのいつもの朝ごはんです。 


雑誌『栗原はるみ』2号目より。豚のかたまり肉に塩をもみ込んで一晩おくだけで完成する塩豚は、焼いても煮てもおいしい保存食です。厚切りにしてポークソテーに、薄くスライスすればベーコンのように、細かく切ってチャーハンに、そしてせん切りにして炒め物に。大きめの角切りにすれば、煮込み料理にもなります。
 


雑誌『栗原はるみ』4号
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構成/『栗原はるみ』編集部

 

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