「足をすくう」とは、相手のすきをついて、失敗させること
辞書には、「足をすくわれる」ではなく、「足をすくう」で掲載されているので、「足をすくう」の意味を見ていきます。
相手のすきにつけ入って、失敗や敗北に導く。
(広辞苑 第七版/岩波書店 より引用)
①相手の足を下から上に急に持ち上げて倒す。
②思いがけない手段で、相手を失敗(敗北)させる。
(新明解国語辞典 第八版/三省堂 より引用)
新明解国語辞典の①のように、足をサッと持ち上げて倒す意味があることから考えると、すくうのは「足下」ではなく「足」と理解できますね。
前回記事「「上には上がいるなぁ」実はこの表現、間違いです。うっかり使っていませんか?【間違って使われやすい日本語】」>>
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