家庭菜園は、お庭と時間がある人でなければできないもの……なんて思いがちですが、そんなことはありません。
私自身は、コロナ禍から少しずつ家庭菜園にチャレンジし、5月には袋栽培をしたじゃがいもを収穫しました。
今回は、実際に体験した簡単&手軽な家庭菜園を紹介します。
じゃがいも袋栽培は簡単!
あるとき、SNSで「土の袋にそのままじゃがいもを入れて栽培している」人がいることを知り、驚いたんです。
「そんなに簡単にじゃがいもができるものなんだ?」と。
ネットで検索してみると、結構、じゃがいもの袋栽培をしている方がいらっしゃいました。そこで見よう見まねをしながら、育ててみたら、意外と簡単にできたのです。
私が試したやり方をざっくり説明すると、
① あげた水が出るように、土の袋の両端を土が出ない程度にカットする。
② 芽の出たじゃがいも(種イモ)2個を、上から20センチくらいのところに植えて、しっかり水をあげる(※それ以降は、芽が出てから、土が乾いているときに、適度にあげる程度。水はあげすぎないほうがいいようです)。
③ 土から芽がいくつも出たら、じゃがいも1個につき2つほど残して他を抜く(芽かき)。
④ 育った茎と葉が枯れてきたら、収穫。
といった感じです。
きっちりじゃがいも作りを成功させたい場合は、もっと詳細までこだわったほうがいいので、ネットで「じゃがいも 袋栽培」で検索して、自分に合う方法を探してみたほうがいいでしょう。
ただし、人によってやり方は違うし、私は面倒臭がり屋なので(笑)、ほとんどこれしかしていません。
2月下旬に植えて、5月に収穫しました(※気候の違いによって植える時期は変わります。私は東京住まいです)。
私が「じゃがいもの袋栽培」で使用したもの
・種イモ
本来、植えるじゃがいも(種イモ)は、春作、秋作で適しているものがあり、またホームセンターなどに売っている「種イモ」を使用したほうが病気のリスクが低く、確実です。
ただ、私は、食べようと思っていた無農薬のじゃがいもに芽が出てしまっていたので、それを使いました。
・土
土選びは、せっかく自分で野菜を作るのであれば、無農薬にしたかったので、12リットル入りの「有機腐葉土」を使用しました。
実は、市販の「袋に入った土」をそのまま使って、本当にうまくいくのかが不安だったので、
① 「袋栽培用の袋(植物栽培バッグポット)」に土を移して育てる方法
② 土の袋のまま栽培する方法
の両方で試してみたのですが、②でも問題なく育ちました。
ただし、袋栽培で使った土は再生できるので、次も使う場合は、「袋栽培用の袋(植物栽培バッグポット)」があったほうが便利かもしれません。
・水
これは唯一、私のこだわりがあります。化学肥料はあげていないのですが、普段あげる水には、玄米酵母液や有用微生物群の液体を少し入れて使用しました。
これは、普段、観葉植物にあげているものなのですが、植物が元気に育つのですよね。
・防虫ネット
私は虫が苦手なので、芽が出てからは、防虫ネットをかぶせるようにしました。
もし虫が葉についていたときは、すぐに取り除いたほうがいいようです。
では、どんなじゃがいもができたのか? 次のページで紹介します。
【漫画】じゃがいもの袋栽培は、簡単、楽チン!
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