HOW TO ARRANGE


① 分け目を消して、頭頂部にボリューム感を出す

「とりあえず結ぶ」は生活感がでるけど...不器用でもできる“大人ポニーテールとくるりんぱシニヨン“のつくり方_img0
まずは手のひらに薄く伸ばしたヘアバームやワックスを髪全体に揉み込んで、扱いやすい髪を作る。その後、いつもの分け目付近を手ぐしで左右に根本からギザギザと動かしながら後ろに向かって髪を流し、頭頂部の分け目をなくす。
POINT前髪のすぐ後ろからスタートさせ、分け目のスタート地点も消すこと。

② 結び目の高さを確認して結ぶ

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頭頂部を潰さないように耳の下半分から耳下あたりで髪を結ぶ。このとき、サイドの前髪は一緒に結ばないようにして残し、もみあげ部分のおくれ毛もひと束引き出しておく。


③ 後頭部の髪をつまみ出す

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絶壁感をなくすため、後頭部にふんわりとした丸みを持たせる。ゴムの結び目近くから「パスタ1本分くらい」の髪を引き出し、ハード系のヘアスプレーでフィックス。バランスを見ながら、中央→左右の順で、3〜4束引き出す。
POINT全体が仕上がった後ではなく、髪を引き出すごとにヘアスプレーで固めることで、シルエットの美しさを長時間キープ。見た目の骨格補整が目的なので、あまり少量を引き出すのでは意味をなしません。

④ 耳まわりの髪をくずす

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頰下がこけてくるアラフォーに特に効くのがサイドのボリューム。ここも骨格補整を目的に「髪10本分」の意識で、爪に髪を引っ掛けるようにして軽く引き出し、ハードスプレーで固める。引き出すのは片側につき3〜4束。耳の近くを引き出したのち、1cm上、またその1cm上、の順で引き出すとバランスを取りやすい。ここまでできれば完成!
POINTあまり横に引っ張り過ぎるとただのボサボサに見えてしまうので、少しずつ引き出し、最初の1束で耳が少しだけ隠れるようにします。またこのとき、1束の毛量が多いと、大正時代に流行した本当の「耳隠し」のようになってしまい、垢抜けないので注意が必要です。

オススメのヘアゴムはこちら!

飾りがついていないノーマルなゴムもいいけれど、ヘアゴムとセットになった「ポニーフック」があれば、さらにお洒落で品が生まれます! 全ての髪のバランスを整えた後、仕上げにフックをゴムに差し込んで。また、飾りがないヘアゴムを使う場合でも、ゴムを隠さずあえて見せて使うため、細いラバータイプではなく、写真のような太いものを使うのが◎。

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真ん中のゴムをモデルが使用。(左から)ゴールドポニーフック2個セット¥1848、シルバーポニーフック¥1980、シルバーポニーフック2個セット¥2200/全てアネモネ