LESSON1
一重さんの目ぢからアップは目尻コンシーラーで叶う!


目元メイクにあたり、イガリさんがセレクトしたのは、暖色カラーのアイシャドウ。「前回がキリッとした印象のメイクだったので、今回は常松さんの柔らかさを引き出すよう、暖色パレットを選びました」とのこと。

マルチパレット EX02 ¥7590/セルヴォーク 

しかし、ここでさらにイガリさんが取り出したのはコンシーラー。色選び以前に大切なのが目元のベース作りなんだそうです。「目尻部分のくすみをコンシーラーで整えることで全体に抜け感を出します」とイガリさん。
目尻部分の色ムラがなくなり、目の縦幅が広がって見えるため、常松さんのような一重さんには、目元の印象をぱっちりと見せる効果もあるとか。 

左から:フーミー キニシーラー ナチュラルオレンジ ¥2530/Nuzzle、シャネル ルコレクトゥール ドゥ シャネル N B30/イガリさん私物

さらに前回は上側を描き足してメイクした眉ですが、今回は眉下側を中心にメイク。眉と目の間の距離が縮むことで、目周りに力強さを出します。
「反面、この目元メイクは面長さんにとっては、頬が間延びして見えてしまいやすいので、次の工程ではシェーディングで全体の凹凸感を作るのが欠かせません」(イガリさん)。なるほど、全体のバランスはそうやって決まっていくんですね。

ヨレやすい目尻には、クリームタイプのコンシーラーをセレクト。スタンプを塗るようなイメージでトントンとするようにして目尻の影を明るく整えます。アイシャドウは①をまぶた全体に②を上下の目のキワにオン。

左から:ケイト 3Dアイブロウカラー PU‐1 ¥935(編集部調べ)、同 デザイニングアイブロウ3D EX-9 ¥1210(編集部調べ)/ともにカネボウ化粧品