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「花柄とレース」好きなら組み合わせたっていいじゃない?【岡本敬子の50代ファッション】

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「花柄とレース」好きなら組み合わせたっていいじゃない?


だいぶ気温も上がってきましたね。
私も日を追うごとに袖が短くなっています。笑
さて、みなさまは花柄とレースはお好きですか? 私は若い時からどちらも大好きなアイテムなので派手なアイテムだなぁとすらも思わないのです。それぞれ別々にスタイリングもして着てますが実はこの打ち出し強いアイテム同士を組み合わせてスタイリングすることも少なくないのです。
もしかすると世間的にはギリギリ? むしろありえない組み合わせなのかもしれませんが、そのキワッキワッでありえない組み合わせをどうしてやるかと思うとワクワクしちゃうし自分が好きならば組み合わせたって良いじゃない? と思います。それは今に始まったことでなく高校の時の制服も決められたスタイルが嫌でそういえば勝手にアレンジしていろんなものと組み合わせて毎日私服のように楽しんでいたな〜ということを思い出しました。

というわけである日の「花柄とレース」スタイリングはこんな感じでした。
インパクトある物同士にあえてテンションの違う竹かごを組み合わせてみました。

総レースのカットソーはル・ピボット、 シルクの花柄パンツはコム・デ・ギャルソン コムデギャルソン、中山秀斗さんの竹かご、ボディバッグはトリッペン、サングラスはファオサ
 

ま、こんな感じでこれからも好きなものを自由に気ままに組み合わせていこうと思います。
ではまた!

 

岡本 敬子

アタッシュ・ド・プレス、「KO」ディレクター。文化服装学院スタイリスト科卒業後、スタイリストオフィスに入社。その後、大手アパレル会社のPR部門にて国内外のブランドのPRを担当。独立し、アタッシュ・ド・プレスとして複数のブランドを担当しながら、2010年に自身のブランド「KO」を立ち上げている。現在はnanadecorにて「KO」ラインを、千駄ヶ谷のショップ「Pili」のディレクションも手がける。instagram:@kamisan_sun

『私の定番』
岡本敬子 著 光文社 1980円

ミモレの連載でもお馴染み、大人気ファッションディレクター岡本敬子さんのスタイルブック。今回のテーマはずばり“定番”。よくある無難さとは一線を画す、「好き!」が詰まったアイテムが集まり、目にも楽しい1冊。好きな服に袖を通して、軽やかにおしゃれがしたくなる。千駄ヶ谷のセレクトショップ「Pili」でディレクターも務め、そのセンスで絶大な支持を得ている著者の、唯一無二のスタイリングを集めて紹介します。


【画像】岡本敬子の50代ファッションの着こなし
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写真・文/岡本敬子


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