こんにちは! 今月から「スタッフの今日のコーデ」に参加させていただくことになりました、エディターの堂坂由香と申します。

持っている服の数がそこまで多くない上に最近は買い物をあまりしないので、毎回同じような格好ばかりになりそうで先行きが不安すぎるのですが、ささやかながら皆さまの日々のコーディネートのヒントになれたら嬉しいです。


皆さんは無意識に集めてしまう、似たようなデザインの服はありますか? 私は袖がぽわんとしたパフスリーブのトップスに目がなく、すでにたくさん持っているのに、見つけるとつい手が伸びてしまいます。

なぜパフスリーブに惹かれるのか?

単純にちょっと甘めの服が好きというのもありますが、長年ショートヘアなので、ショートヘア+ハンサムなシャツ+デニムのような組合せだと私の場合ボーイッシュになりすぎてしまうのと、袖にボリュームのあるトップスはお尻や太ももがボリューミーな私の体型をいい感じにカムフラージュしてくれる気がするので、パフスリーブ率が高いのかなと思います。

前置きが長くなりましたが、そんなふんわり袖が大好物な私がこの夏購入したのが、こちらの「SHE Tokyo」のブラウスです。

 

ふんわりというよりはパワーショルダーと呼んだ方がよさそうな袖のボリューム感ですが、タイトなボトムスと合わせるだけで、単調になりがちな夏の装いにメリハリを作ってくれます。もちろん気になる二の腕もさりげなくカバー。

 
 

ほんのりと透け感のあるワッフル生地なので、真夏でも涼しげに着られそうです。

SHE Tokyoはスカートブランドですが、実はトップスもとても優秀! 着るだけでどこか華やかになるブラウスが豊富なので、最近はスカートよりもトップスを購入することの方が多いです。

 

合わせたネックレスはキャットチョーカーという名前の通り、よく見ると猫ちゃんが連なっているデザイン。去年友人が誕生日にプレゼントしてくれたもので、首周りに少しボリュームが欲しいときにとても重宝です。

 


この日は打ち合わせだったため、iPadの入るA4サイズのバッグにしました。以前は外で仕事をするときは重たいノートPCを常に持ち歩いていたのですが、ニュージーランド在住の執筆家である四角大輔さんの『超ミニマル主義』という本の中で、「自分の日々の持ち物を減らしていくと、1日の疲れは全く違ったものになる」という一文を見つけてから、できるだけPCの代わりにiPadを持ち歩くようにしています。

 

折り畳めるapple純正のキーボードはiPadカバーにもなるのでとても便利です。


仕事柄、原稿の校正で赤字を入れたり、コンテと呼ばれる企画の構成案を手描きで書いたりすることも多いのですが、そんなときに便利なのが「GoodNotes 5」というアプリです。

 

こんな風に校正紙に赤字を入れたり、

 

コンテを描いたり。

なんだか気がつけばガジェット紹介の記事になってしまいました(笑)。


私はスタイリストではないし、ファッションエディターと名乗れるほどファッション撮影ばかりをしているわけでもないので、そんな自分が服のことをあれこれ語る資格があるのだろうか? と、ときどき自信がなくなります。

そんなときいつも思い出すのが、現在101歳のアメリカ人のインテリアデザイナーでファッションアイコンでもある、アイリス・アプフェルのこの言葉です。


It’s better to be happy than to be well-dressed.
センスがなくても幸せならいい。みんな好きな服を着るべきだもの。


この言葉を心のお守りにしながら、自分が着ていて幸せだと思えるコーディネートをこれから定期的にご紹介させていただけたらと思います。

アイリス・アプフェルに密着したドキュメンタリー映画『アイリス・アプフェル!94歳のニューヨーカー』という作品もとても元気が出る内容なので、機会があったらぜひご覧ください!