和菓子を食べるときに使うものについて、合っているのは次のうちどれですか?
A ナイフ
B 黒箸
C 黒文字
問題3の解答
C 黒文字
黒文字(くろもじ)は和菓子用の楊枝のことです。その名のとおり、クスノキ科の木材であるクロモジからつくられています。クロモジは、弾力性があり、強度が高く、折れにくく、和菓子を切り分けるのに適した素材です。
問題4
ケーキ皿の大きさは以下のうちどれですか?
A 約16.5~18cm
B 約25cm
C 約13cm
問題4の解答
A 約16.5〜18cm
ケーキ1カット分をのせるのによいサイズといわれています。少し深さがあれば、取り皿などにもなり、使い勝手のよいサイズです。
問題5
ステムグラスの別の呼び方を何といいますか?
A ロンググラス
B ステムウェア
C アイウェア
問題5の解答
B ステムウェア
ステムグラスの別名はステムウェア。グラスの下部にステム(脚)がついている飲み物用のうつわを指します。ガラス製が一般的ですが、陶磁器や金属製のものもあります。ステムがあることで、手の温度が飲み物に伝わらず、高さがあるためテーブルを華やかに見せる効果があります。
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知ればしるほど面白いうつわの世界。「うつわ検定®︎」に興味がある人もそうでない人も、毎日の生活に彩りを添えるヒントがきっと見つかる一冊です。
著者プロフィール
一般社団法人テーブルウェアスタイリスト連合会(TWSA)
略称TWSA。日本初の「食器の資格」をリリースした。広告、雑誌、テレビ、WEB、CMなどの撮影現場で活躍。うつわのスタイリングに多く携わる。運営会社は株式会社空間スタイリング社。写真は代表理事の二本柳志津香さん。
『うつわ検定®公式テキスト 今の時代のうつわ選び』
著者:一般社団法人テーブルウェアスタイリスト連合会(TWSA) 主婦の友社 2200円(税込)
ライフステージの変化や、一緒に住む家族たちの変化に合わせ、日々の食事で使う「うつわ」の種類や数も変わっていきます。「一汁一菜」の食卓では主に5つのうつわを使っていましたが、現代ではワンプレートに盛りつけるなど、食卓の風景も個性豊かに。そんな中、本書では自分の生活に合ったうつわ選びや取り扱い方、楽しみ方を、豊富な写真と共に教えます。今の時代のうつわの知識を学べるだけでなく、「うつわ検定」の公式テキストでもあるため、「うつわの知識を仕事に活かしたい」という方にもおすすめ!
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構成/金澤英恵
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