狭き門すぎて「ライターになる計画」は一旦白紙に

ブログがバズるも依頼はゼロ。転職は「実務経験」の高い壁。私が二足の草鞋を脱いで「ライター」になるまで_img0
 


これ、ほんとすごい矛盾だと思うんですよね。実務経験5年って、どこでそれを積むの? っていう。日本は新卒一括採用主義なので、新卒で入った業界以外に転職するハードルがとても高いんですよね。素人が実務経験を積めるのは新卒のみ。新卒で就職した業界とは違う業界に転職しようと思った時に、実務経験は求められるけど積ませてくれるところがない、という状態になるんです。

 

もちろん、新たに挑戦したい業界が人手不足であれば、ど新人でも雇ってくれるでしょう。でも、希望者が掃いて捨てるほどいる業界では、新人は相手にされず、実務経験を積んだ即戦力を中途採用するのです。

その現実にぶち当たり、ライターになる計画は一度リセットされました。そして、ひとまず実績を作るためにnoteを書き始めました。もちろん、ブログは実務経験にはなりません。しかし、ポートフォリオはどうしたって必要です。恐ろしいことに、最初はブログすら書いたこともないのに、「書くのは得意です」と言っていたんです。根拠は、学生のとき文章を書くのが全く苦ではなく、短時間でかなりの分量書けた、という体感と主観!

めっちゃヤバい人ですよね。採用側からすれば経験もない、作品もない人を評価しようもなく、仕事を回せないのは至極当然なこと。「書ける気がする」だけじゃだめだよな~、という当たり前過ぎる事実に気づき、ブログなら書けるぜ! と思ってコツコツ書いていました。