これまでの帯や帯締め・帯留めに引き続き、今回で最終回となるこの特集。3回目のキーワードは“和洋小物”です。浴衣に合わせる小物といえば、和装バッグに下駄などのイメージがありますよね。
だけど実は、そんなことはありません! フォーマルなシーンで着る礼装の着物とは異なり、浴衣の着こなしは自分らしく、自由に楽しんでOK! 普段使っているバッグやサンダルも、実は浴衣のコーディネートで楽しむことができるんです。
とはいえ、まずは何から始めたらいいのか、和装に慣れていなければ戸惑ってしまうことも。そんな時は、「和の気配をほんのり感じるデザインや素材」を意識して選んでみましょう。
和洋のバランスが調和した品のあるコーディネートを叶えることができるはず。
・バッグは普段使いできるもので
・華やかな日傘で一気に印象アップ
・大人の浴衣は足元で抜け感を
・大人の浴衣コーデにはストールも必須アイテム
・和洋小物を取り入れた、大人の女性ならではの着こなし
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バッグは普段使いできるもので
浴衣に合わせるバッグといえば、和装用のかごバッグや巾着バッグを思い浮かべる方がほとんどではないでしょうか。だけど今年は、普段使いしているバッグを浴衣コーデの外しアイテムとして合わせてみるのもおすすめです。和洋どちらにも相性抜群のかごバッグや、クラフト感のある個性的なバッグもおすすめです。
一見、この二つのバッグは全くテイストが異なるように見えますが、どちらにも共通しているのは、手作業で丁寧に作られていること、そして横型のデザイン、巾着型など、和の雰囲気を持ち合わせていること。どちらも和の要素を持ち合わせているんです。
また、サイズはコンパクトサイズがおすすめです。両手でバッグを持ったとき、膝が隠れない大きさのバッグを選ぶとバランスの良い浴衣スタイルに。
華やかな日傘で一気に印象アップ
浴衣を着る季節に欠かせないのが日傘。もちろん日傘も普段に使うことができるアイテムを選んで良いんです。和装でも洋装同様に、着物や帯などグレーやネイビー、ブラックなどベーシックでシンプルな色にこだわって選んだとしても、華やかな日傘を広げた瞬間、落ち着いたコーディネートが一気に華やぎます。主役の浴衣だけでなく、日傘など、小物ににもこだわることで大人の浴衣コーデを楽しんでみるのもおすすめです。
今年は浴衣にサンダルを合わせてみてはいかがでしょう。和装スタイルに洋の履き物を組み合わせることで、カジュアルで抜け感のあるコーディネートに仕上がります。とはいえ、サンダルを組み合わせるのは難易度が高いという方は、トングサンダルのような下駄にデザインが似ているものを選ぶことをおすすめします。浴衣の裾もくるぶしが見えるくらい、いつもより短めに着てみると、はきものをアクセントにした着こなしに。
大人の浴衣コーデにはストールも必須アイテム
浴衣コーディネートに欠かせないストール。空調の効いた室内や晩夏で肌寒いときには、温度調整のできるカシミア素材のストールがおすすめです。また、夏の暑い日には細い番手で手がけられた透け感のある麻やシルクのストールを。手刺繍が施されたおしゃれなデザインや、差し色にもなる華やかなカラーのもの、そして大人の女性にピッタリな藍染のストールを合わせることでコーディネートも品位のあるものに。
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