ミモレ読者の代表として〔ミモレ編集室〕メンバーが綴る「私にとってのミモレ」。
今回はメンバーのayacoさんのエッセイをご紹介します。

 

私が初めて「ミモレ」に出会ったのは、pinterestで何気なくピンをした画像から飛んだ「40代向けのファッションページ」だったと記憶しています。

当時40代に入り何年か経ち、まさに「おしゃれ迷子」でした。何を着ても似合う気がしないし、そもそも何を着たらいいのか分からない!    そんな時に出会ったのが大草さんの連載「おしゃれ更年期の処方箋」。今の自分を否定せず、良いとこも悪いところも認めて分析する。眼から鱗でした。

40代前半ってどうしたって30代の気分を引きずってしまい、自分は若いつもりでも体や容姿が追いつかないことが多々。この現実を「受け入れる」ことが大事。そして今の自分を否定しないエイジングへの提案が素敵だなと思いました。アンチじゃないエイジング! 素敵!
大草さんのことは雑誌ヴァンテーヌで存じあげていたのもあり、一気に興味を持ちました。

大草さんをきっかけにミモレ読者となったのですが、このタイミングでひょんなことから仕事で期間限定公開のコスメ販促のWEBメディアに携わることとなりました。コスメ業界も初なら、そもそもWEBメディアも初! しかも当時社内は人手不足で、コンテンツの実制作は外注するものの、クライアントとのやりとりから始まり、企画・編集&ライティング・撮影手配&ディレクション・デザイン、などなど、それらを基本ひとりで取り回すことに……。

ひぇ〜……マジ?!

しかし悲しいかな会社員の身としては、無理と思ってもやらざるを得ず、そんな時に「あ、ミモレを参考にしてみよう!」と思いつきました。

ターゲット層はミモレよりもう少し若めだったので少し違いはあるものの、WEBメディアとして改めて制作の観点で見たミモレ、痒いところに手が届きすぎて……! え、すごっ! ってなりました(笑)。

ミモレが今までのWEBメディアと何が違うかと言うと、編集室の存在も含めて圧倒的な「読者目線」。これに尽きると思います。この共感性については、今のメディア・広告にはとても重要だと感じています。
SNSの登場で流行の発信・伝搬のルートが今までとはガラッと変わりました。ロールモデルの存在もグッと身近になり、口コミによる購買が増えたのは、一方的で押しつけがましい広告・宣伝への「NO!」という意思表示だと感じます。
そこに寄り添うようなミモレの記事の数々。決して正解はコレ! というようなことはなく、新しい視点の提案だったり、今の悩みにフィットする情報だったりと。丁度良い距離感がとても心地よい。

仕事の話で脱線してしまいましたが、私個人としてもかなり骨太に40代を支えて頂いてます。そしてこれから先の50・60代も一緒にステキに歳を重ねて行ける、「戦友」のような存在だと思っています。
いつもありがとう! これからもよろしくね!
そんなエールを送って、これから先も一緒に歩みたい存在、それが「ミモレ」です。

 

 

ayacoさん

ビールをこよなく愛するグラフィックデザイナー・アートディレクターです。お仕事大好きですが、さらにハッピーな人生にするためのプライオリティについて再構築中。そんな時に出会った「ミモレ」で毎日のワクワクがひとつ増えました!

 

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