ミモレ読者の代表として〔ミモレ編集室〕メンバーが綴る「私にとってのミモレ」。
今回はメンバーのヒロカさんのエッセイをご紹介します。
私にとってミモレとは自分を励ますヒントに溢れたパワースポットであり、フリーマーケットのように出会いや繋がりをもたらす輪であり、サードプレイスとして居場所を与えてくれる存在です。
励ましと自己肯定感をもたらすパワースポット
元気を出したいとき、お守りのような言葉や情報が欲しいときにミモレに訪れると、その時の自分に必要なヒントが見つかります。読めば必ず前向きな気持ちになることがわかっている方の発信を、無意識に選んでいるからかもしれません。それぞれのバックグラウンドは違えど、女性(男性)として、母として、職業人として人間力溢れる方々の発信は、いつも私にエールをくれます。ミモレのコンテンツを読んでいるときは、SNSの荒波の中を漫然と泳いでいる虚無感を感じることはありません。パワースポットに訪れたときのように心が凪いで、「大丈夫!」と自己肯定感を少し深めることができます。
フリーマーケットのように繋がる輪
ミモレはフリーマーケットのような解放感と気軽さが溢れる輪であり、発信者の方々が自由に様々な言葉(商品)を綴っています。“ふと、立ち寄る”そんな気分で訪れたときに必ず読むのは、ミモレブロガーの方々の連載です。特にミモレ編集室メンバーの方の連載に読み入って、気がつくと夜も更け慌てて寝支度をすることもしばしば。ミモレには、思い出したときにふと立ち寄った者を決して拒絶しない寛容さがあります。その日、その時、たまたま目に留まった言葉に繋がりを感じて、思わぬ掘り出し物に出会ったような気持ちになる、それもまたフリーマーケットミモレの醍醐味です。
サードプレイスとしての居場所
私には、日々の生活の中でいくつかの居場所と、そこで見せる顔を持っています。家庭、職場、友人関係、子供の教育環境での父母・教師との関係などの居場所では、一部の友人関係を除き、話し合うことや伝えることのほとんどに正解や回答があります。小さな選択と決定の連続で生活や仕事が前に進み、私は妻であり、母であり、一企業の従事者であり、相手にとって必要な存在としての顔をしています。そんな日常のすぐ隣で、ミモレはパラレルワールドのように存在し、私にもうひとつの居場所を与えてくれます。生活を共にする隣人には話さない心のうちをミモレに寄せて、今は正解がなくとも5年後、10年後の私を変える力を密かに蓄えています。きっと私はミモレというサードプレイスで、自分の核心が現れているような顔をしていると感じます。
これからも、私にとってミモレとは、励ましと繋がりを与えてくれる居場所であることは間違いありません。その時々の私の置かれる環境やライフステージがどんなに変わろうとも、ミモレは熱量に満ちた発信力で背中を押してくれる存在であると確信しています。
ヒロカさん
中医学、薬膳を緩く勉強して12年のアラフォー会社員です。現在新しいライフキャリアを模索中。趣味は季節のおやつを楽しむことと器の収集です。