「やさぐれても腐らなかった」COWCOWがM-1敗退から始まった暗黒期を乗り越えられた理由

30周年ライブはファンの声を取り入れて

──セリフは多田さんが考えたんですか？

多田：考えてというか、もう今までの経験のストックがあるのでそれを思い返して。Twitterではもう100個ぐらい出してるんです。感謝の気持ちを込めて、初期から応援ありがとうございますという思いでやっています。知っていただけて嬉しいです。30周年のライブでもやれたらいいですね。

──単独ライブツアー「COWCOW 30th LIVE」が10月8日（日）からスタートしますが、今回のライブの特徴や、ここを見てほしいというところはありますか。

多田：例年は結構コントを多めにやったりしてたんですけど、初期からのお客さんに時々「もう少し漫才を見たかったぁ」って言われるんで、ちょっと今回要望に応えて漫才を多めにすると思います。それが例年とは一番大きく違うところです。でもプラス、この30年で培ってきたあのネタや、このネタをちょっとね。初期からのお客さん、そしてもちろん初めて来てくれるお客さんも、必ず楽しめるようにやります。ぜひ、見に来ていただけたらと思います。

善し：毎年できた新ネタを中心にやるというライブです。なおかつファンの方が「ちょっとあれ見たいねんけど」というネタもやります。この30年間同じテンションで作っています。過去には夜の9時から昼の12時までネタ合わせしていた時もありますけど、今はいろいろ改善しつつ、いい状態でできてますので、ぜひみなさん見に来てください。

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