思ったことはありませんか? 美容ページに映るモデルさんや、テレビで大写しになる女優さん、もちろんプロのメイクさんがついているのもあるんだろうけれど、元々の生えている眉毛の形が恵まれすぎなんじゃないですか、と。こんなに美しい眉が最初から生えていれば、ささっとなぞるだけでキレイでしょう、と。だからこそ大流行りの「眉パーマ」なのですが、今週のお助けコスメは、元々の眉毛が美しく生えているかの如くしてくれるあの施術を、ドラッグストアコスメで再現できるアイテムです。 

韓国コスメやサロン専売品には名品がチラホラあったんですが、コスメ好きさんじゃないとなかなか買いにくい面もあったかもしれません。それがこの度、みんなの味方ドラコスから登場です。ジェルといってもすぐ乾くので、ベタつきなし。しかも汗・皮脂に強いタイプ。ヴィセ ブロウ リフト¥1430/コーセー

 

 

パリパリせずツヤツヤに。透明な眉マスカラとの違いは「弾力」にあり


ブロウジェルってなんですか? という感じですが、基本的な使い方は眉マスカラと同じ。今までも「透明な眉マスカラ」というものがあったと思いますが、使ってみた結論から言うと、結構使い心地が違いました。髪で例えるなら、透明眉マスカラ=固めるヘアスプレー、ブロウジェル=ヘアジェル。ウェットなツヤが出て、しなやかに固まる感じでしょうか。

ペンシルやパウダーの場合はまず描いてから、最後にジェルを使うように箱書きがありました。というわけで、まずこちら、ペンシルだけでいつも通り描いた眉。毛がしっかりとしていて毛流れはあるほうだとは思いますが、ただ生えてるだけ。毛流れはあるけど、「あえて」なのか「手抜き」なのか判別がつきません。「おしゃれな毛流れ」(なんだそれ、というツッコミはさておき)ではないですね。
というわけで眉頭から、ジェル塗ってみます。眉頭は上方向に、眉中は目尻方向に、眉尻は自然と下げるようにへ。元ある毛流れを生かしつつ「こうだったらいいのにな〜」という風に梳かしていきます。ジェルの、ツヤっとした液状のりのような固さのあるテクスチャで、眉が毛束になり毛流れが強調される感じ。塗り終わってしばらくすると、触ってもべたつきません。指で毛を触ると、コシがあって指にちょっと反発を感じるような弾力感です。
どうでしょう、この眉頭の毛流れ。なんだか今どきに仕上がっていると思いませんか? 使用後の見た目もごくごく自然ですが、塗る前と比べると歴然の差が。きちんと手を加えるとやはり毛流れが洗練されますね(書いていてちょっと笑いそうですが……)。例えば、「今日は口紅だけのごくシンプルメイクにしよう、眉は描かない! 」というような日でも、これで毛流れを整えるだけで、印象がかなり違いそうです。あまりメイクはしないという、モード系の方やナチュラル指向の方が、このジェルだけで眉を整えるのもすごく素敵になると思います。もちろん、メンズの方も。もしよろしければお試しになってみてください!


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