印象を変えるほくろ除去。どのほくろを取れば一番効果的?

【50歳体当たり取材】顔の「ほくろ」をとってみたらどうなった?値段は?とったほうがいいほくろの場所は?_img0
 

基礎知識を学んだ後、早速、ほくろ除去の治療に取り掛かりましょう。國見さん、取りたいほくろがあるんですよね?

國見:小さい頃からほくろに悩んでいて。できれば顔のすべてのほくろをとりたいんです。

 

髙瀬先生:気になるほくろはありますか?

國見:左の頬と右あご下にある大きなほくろが気になっています。他のほくろと比べて盛り上がって目立つんです。

髙瀬先生:最初の治療ということであれば、大きなほくろよりも、まずは顔の中心にあるものを取ることをおすすめします。顔の中心にあるほくろがなくなるとすっきりして、全体の印象も変わるんですよ。鼻筋にかかる3個と鼻の下にある1個の計4個を取ってみませんか。

國見:大きくても、顔の側面や下の位置にあるものは本人以外は気にならないんですね! ほくろの大きさではなく、ある場所でとる・とらないを選択するのが大切だなんて!

【50歳体当たり取材】顔の「ほくろ」をとってみたらどうなった?値段は?とったほうがいいほくろの場所は?_img1
今回施術するほくろは4つ。顔の中心にあり、かつ初心者でも比較的ケアがしやすい箇所に決定しました。大きいほくろも気になるけれど、まずはハードルが低く目立つほくろからとるのがおすすめとのこと。

國見:ほくろの治療ってどのようにするのでしょうか?

髙瀬先生:当院ではメスを使わずにほくろやイボなどを除去する「炭酸ガスレーザー」を使って治療を行います。ほくろにレーザーを照射して、ほくろ細胞そのものを削ぎ取るんですよ。

國見:ほくろを切開するのと、炭酸ガスレーザー照射の違いってあるんでしょうか?

髙瀬先生: レーザー照射はメスを使用した切開手術とは異なり、ほとんど出血せずに治療ができるので回復が早いんですよね。ただし、ほくろの種類によっては炭酸ガスレーザーでは難しい場合もあるため、事前にしっかりと見定める必要があります。

炭酸ガスレーザーの豆知識
――炭酸ガスレーザーとは?メスを使わずにほくろやイボなどを除去する施術法。レーザーを照射するとほくろ細胞にある水分が反応して熱を帯び、組織を削ります。メスを使用した切開手術とは異なり、ほとんど出血せず治療が行えるので回復も早い。「ほくろが気になるけど、手術をするのはちょっと……」と諦めていた方におすすめ。炭酸ガスレーザーはほくろ以外にもイボ、盛り上がりのあるシミや首イボ、目の下のプツプツなども治療できます。

――アフターケアは?レーザー照射直後は皮膚が削られて凹んだ状態になり、回復を早める薬とテープを貼って経過観察をします。1ヵ月程度で皮膚が元に戻り、赤みなどの色が引いてくるのは3〜6ヵ月程度かかります。

――料金は?2ミリ以下のほくろは¥11000円(1個)
(*今回は目と鼻の中心にある4つのほくろ〈いずれも2ミリ以下〉を除去。カウンセリング・麻酔・治療・お薬代含め¥52690)