海外に留学して、自己紹介で「好きな色はピンク」と発表した息子

男の子が「好きな色はピンク」と堂々と言える。こんな価値観で子育てできることが「親子留学」のメリット_img0
 

ところが、カナダに来て1年。先日学校で、パワーポイントで作った資料とともに自己紹介をする機会があった息子は、「好きな色はピンクです」と発表したそうです。

身近な友達にピンク好きな男の子が何人もいるし、大好きなメジャーリーグの野球選手がピンクのアームスリーブやバッティンググローブを身につけているのを目にするようになったことから、「ピンク=かっこいい色」に変わったみたい。

 

13歳の誕生日パーティのテーマカラーはピンクに!

男の子が「好きな色はピンク」と堂々と言える。こんな価値観で子育てできることが「親子留学」のメリット_img1

 

男の子が「好きな色はピンク」と堂々と言える。こんな価値観で子育てできることが「親子留学」のメリット_img2

 

そういうわけで、先日13歳の誕生日を迎えた息子のパーティのテーマカラーはピンクにしました。飾り付けもピンクでまとめ、ケーキも生クリームをピンクに着色。ピンク尽くしでしたが、「女の子みたいで恥ずかしい」とはまったく言われることもなく、喜んでくれました。

世界経済フォーラムが2023年に発表した「ジェンダー・ギャップ指数」では、日本は146ヵ国中125位。一方、今住んでいるカナダは30位。海外留学は英語を学ばせることも目的のひとつではありますが、日本とは感覚や文化が違う環境で生活する体験をできることも大きなメリットだと感じています。

構成・文/高橋香奈子
 

男の子が「好きな色はピンク」と堂々と言える。こんな価値観で子育てできることが「親子留学」のメリット_img3
 

前回記事「【海外留学2年目】小学校から中学校へ。ドタバタのスタートと1年目との違いとは?」>>

 
  • 1
  • 2