Mayママさんからの質問
Q.
本当は間違っているけど一般化している言葉の使い方について戸惑っています。

正式には間違っているけれど、間違いのまま一般化して、正しい言葉使いをするとかえって不自然になってしまうものってありますよね。たとえば「お疲れ様やお世話様は、目上の人が目下の人に言うひと言だから使ってはいけない」と言うけど、このひと言を使わないのと不自然なシーンは多々あり……。また最近は、「●●というカタチでいいですか?」と言う相手も増えており、場合によってはそのほうが分かりやすい気もして、目くじら立てることでもないのかなという気がしています。こういう言葉遣いの正しさ、どこまで追求すべき?

特別ゲスト 平原由紀子さんの回答
A.
シチュエーションにもよりますが自分が使わないようにすればOK。いちいち目クジラ立てなくても大丈夫ですよ。

本当にMayママさんのおっしゃるとおり、間違った言葉が溢れています。

「お疲れ様です」は、目上の人に使っても失礼にはなりません。「お世話様です」は、「お世話になっております」という言い方にすれば大丈夫です。ただ「ご苦労さまです」という言葉は目上の人に使うと失礼になるので、使わない方がいいでしょう。

また「〇〇というカタチで~」、「〇〇のほうでいいですか?」、「〇〇でよろしかったでしょうか」という表現は最近よく使われますが、これは間違った日本語なので使わないようがいいですね。

Mayママさんが「おかしい」と思われる場合、指摘するかどうかは、シチュエーションによると思います。例えば会社で部下が間違った言葉を使っているのなら、「正しい日本語」を教えてあげるとよいでしょう。ただ、相手が友達であれば、こういった間違った言葉遣いに目クジラを立てる必要はないでしょう。今はLINEの広がりなどで、言葉遣いはどんどんラフになっています。いちいち「間違っているよ」などと注意していると、きりがありません。人間関係もギクシャクしてしまいます。

正しい日本語を知っている、ということは大事です。ただし友達関係であれば、周りのラフな言葉遣いには目クジラ立てない。その代わりに自分自身は使わないし子供にも教えない、そういうことを徹底するとよいのではないでしょうか。

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PROFILE
  • 平原由紀子(ひらはらゆきこ)兵庫県神戸市出身。一般事務職を経て老舗広告代理店に16年間勤務。その後、電通との共同出資会社である「株式会社ザ・ゴール」を立ち上げ、新しいコンセプトのもと、クライアントのコミュニケーションパートナーとしてクライアントの信頼を得る。2013年にザ・ゴールを退職し、新たにコンサルティング会社「株式会社WITH YU」を設立。また今年2月にクリエーターたちを集めて企画・運営する「United Editors株式会社」を設立。エッセイストとしても活躍中で、シティリビングWeb,大人のためのライフスタイルオンラインメディアByron、東洋経済オンラインなどでコラムを連載中。近著には『仕事ごはん部下ごはん できる人の会食術』(CCCメディアハウス)がある。 この人の回答一覧を見る
  • 山本 奈緒子1972年生まれ。6年間の会社員生活を経て、フリーライターに。『with』や『VOCE』といった女性誌の他、週刊誌や新聞、WEBマガジンで、インタビュー、女性の生き方、また様々な流行事象分析など、主に“読み物”と言われる分野の記事を手掛ける。 この人の回答一覧を見る