こまこさんからの質問
Q.
家庭を築きたいと思っているものの、
自分は結婚に向いてないんじゃないかという不安が……

バツイチのアラサー(子なし)です。離婚理由は俗にいう性格の不一致で、私から別れを切り出しました。とくに浮気や暴力などもありませんでした。単に私のほうが、「他人なんだから価値観が違って当然」という妥協ができなかったのです。別れて後悔はしていませんが、結局のところ結婚に向いていないのは私自身で、誰と付き合っても同じかもしれない……、それでもいつか家庭を築きたい………、とモヤモヤしています。こんな私にアドバイスをください。

特別ゲスト 小林照子さんの回答
A.
結婚は、他人と暮らすという修行。
向き不向きの問題じゃないんだから、そこで悩まなくていいの。

「他人なんだから価値観が違って当然」って、ちゃんと分かってらっしゃるじゃない(笑)。そう、旦那はしょせん他人なの。一生、血はつながらないんですよ。

その他人と暮らす結婚って、一体何だと思う? 私は、他人と暮らす修行だと思うんですよ。

仕事関係の人は、他人ですから、仕事が終わればさようなら。それぞれの家に帰っていきます。でも夫婦は他人なのに、同じ家で暮らすんですよ。そうなると、みそ汁の味一つですら、「うちはこうだ」「もっと薄いのがいい」と揉める。つまり、人とのコミュニケーションの修行なの。自分に合っているとか合ってないとかいう問題じゃないんだから、そんなこと悩む必要ないんです。

離婚をしても、また結婚すれば、姿形は違っても同じく他人がやってきます。つまり、他人と暮らすということでは一緒。だからこまこさんの言うとおり、誰と付き合っても同じ修行は訪れます。

たしかに、ずっと一人で暮らすという孤高の生き方もあるわよ。それで平気ならそれもいいと思うけど、家庭を築きたいと思っているのなら、修行と思って取り組んでごらんなさいな。その先に思いがけない楽しい発見など、いろいろと得られるものもありますから。

でも、他人はずっと他人なのよ。それは忘れないでね。

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PROFILE
  • 小林照子(こばやしてるこ)1935年生まれ。美容研究家。現在のコーセーを経て、1991年に「美・ファイン研究所」を設立。モデルや女優、政治家など何万人ものイメージ作りを手がけるほか、青山ビューティ学院高等部・中等部、同・京都校の学園長も務めている。最新著書『80歳のケセラセラ。いくつになっても「転がる石」で』(講談社)が好評発売中。プライベートでは27歳で結婚。娘の小林ひろ美さんは同じく美容家として活躍中。 この人の回答一覧を見る
  • 山本 奈緒子1972年生まれ。6年間の会社員生活を経て、フリーライターに。『with』や『VOCE』といった女性誌の他、週刊誌や新聞、WEBマガジンで、インタビュー、女性の生き方、また様々な流行事象分析など、主に“読み物”と言われる分野の記事を手掛ける。 この人の回答一覧を見る