頭皮のコリをほぐすヘッドマッサージャーで、アラフィフの髪と肌にアプローチ! 両者で「好みが分かれそう」と分析した、ヘアケアのプロのセラピスト、〔ミモレ編集室〕のさいみゆさんのレポートをお届けします。

 

今回試すのはこの2つ!
頭皮に吸い付くようなもみほぐし
リファ「リファビューテック ヘッドスパ」

 


シャンプー中や首・肩にもおすすめ
ミーゼ「ニードルヘッドスパリフト」

 


〔ミモレ編集室〕私が試してみました!

さいみゆさん

平日は派遣社員として働き、週末はセラピストとして、お客様にリフレクソロジーやヘッドトリートメントの施術を提供しています。



 お試し品1 
筋膜リリースでリフトアップからコリ改善まで
リファ「リファビューテック ヘッドスパ」

 

15度の傾斜をつけ、2つずつ回転方向を変えた4つのローラーが頭皮を連続的につまみ上げ、筋膜にまでアプローチ。使用後に4週間計測し、頭皮硬度値が上がったデータも!(自社調べ)ホワイトとブラックの2色展開。リファビューテック ヘッドスパ¥33000/MTG


 さいみゆ‘s Report 
1分間に740回も頭皮をつまみ上げてくれるという技に、プロも嫉妬!(笑)


アラフィフ世代になると気になる髪の悩み。抜け毛や白髪、うねり毛が気になっています。
日頃のパソコン作業やスマートフォン操作の積み重ねによる、眼精疲労や肩こりもひどくなってきました。

これは「頭皮のコリ」のせい? 頭皮が硬くなると血流が悪くなり、それに伴い栄養がすみずみにまで行き届きにくくなるので、結果、白髪などのヘアトラブルに繋がるといわれています。自分自身で頭皮のもみほぐしケアをしていますが、どうも3日坊主になりがち。仕事や家事で疲れてしまうと、自分のケアは後回しになってしまうから。だったら、美容家電、ヘッドマッサージャーに頼ってみるのもいいかもしれない……!

まずは、リファから。

 

見た目のデザインが好みです。パールホワイトとシルバーの組み合わせが、高級スパを連想させます。

 

充電スタンドがついているところも気に入りました。使っていない時はアタッチメントの保護ができるし、デザインの一体感があり、置く場所を選ばず、リビングや洗面所に置いても馴染むデザインだと感じます。

 

ボディを手にすると……持ちやすい! ボディに刻まれた横のラインが手にとてもよくなじみ、使用中にすべることなく、安定して持ち続けることができます。少しだけ重たいかな? と感じましたが、使っているうちに慣れました。

アタッチメントは2種類。

 

1つ目の「ニーディングブラシ」は、頭皮全体をつまみ上げながらほぐしたい時におすすめです。アタッチメント1つに7つのブラシがついていて、中央の1本は固定、まわりの6本が頭皮を引き寄せながらもみ上げてくれる体感があります。

 

2つ目の「ニーディングボール」は、頭皮をよりしっかりともみほぐしたい方におすすめです。ボール状になっているので、面でしっかりと圧をかけながらつまみ上げるので、頭皮が硬い方や強い刺激でほぐされるのが好きな方にぜひ試していただきたいです。

角度と回転方向が緻密に設定された4つの「クワトロ3Dローラー」が、硬くなった頭皮を連続的につまみ上げてしっかりもみほぐしてくれます。プロの手技が再現されたこちらのローラーは、1分間に740回も頭皮をつまみ上げてくれるという、とてもタフでパワフルなもの。これと同じ技術をセラピストの手で行うには、相当難しいです!

体感や回転数によりLOWモードとHIGHモードの2種類のモードがボタンひとつで選べます。LOWモードでもかなり早いテンポでキュッ、キュッと頭皮を刺激します。
私はLOWモードで十分に頭皮がほぐれる感覚がありました。逆にHIGHモードだと痛みを感じる方もいらっしゃるかもしれません。それくらいパワフル!

個人の頭皮の状態によって、刺激の感じ方は異なるのではないだろうかと想像しています。リファのヘッドマッサージャーは、私にとっては多少痛みを感じる力加減ですが、ケア終了後には頭皮がほぐされ、スッキリ感を味わえました。また、防水構造になっているので、洗髪時にも使えます。リビングで過ごす時間やシャンプー中にセルフケアを毎日続けたら、頭皮も柔らかくなって髪の悩みや眼精疲労もやわらぐのでは……と、期待しています。
 
正直、30000円超えは少し高いですが、自宅にいながらリラクゼーションサロンやスパレベルのケアが短時間でできるのなら、妥当な価格かも、と思います。

 
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