STEP1《白髪染め初日~3週間》
色持ちを保つために
シャワーの温度に注意を払う!

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写真:Shutterstock

白髪染めはファッションカラーより褪色しにくいと言われていますが、最近は明るめの白髪染めや色味を楽しめるタイプも選べるようになりました。でも、真っ黒な白髪染めに比べるとどうしても色抜けや褪色時のギラつきが気になります。白髪染めの色味を少しでも長く保つには「シャワーの温度設定をやや低めに保つ」ことが大事。熱い湯では色が抜けやすく、色の均一感が損なわれやすいのが理由です。

また、染めた直後は最も色の流失が起こると言われます。そのため染めた日は家で洗い直さない、洗髪後はすぐにドライヤーで乾かし、キューティクルを引き締めることも褪色を避けるポイントです。

STEP2 《3週間~4週間》
チラホラ目立ち出す白髪は
1DAYカラーが断然、役立つ!

染めてから3週間を過ぎると、褪色や根元白髪が主張しだします。また、耳上の生え際や内側の白髪が目立ってくるのもこの頃。そろそろ染め直ししたくなる方も多いと思いますが、 ここを乗り切るためには、1DAY用の白髪染めが役立ちます。

マスカラタイプやパウダータイプなど様々な形状のものがありますが、トップの根元に生えたチラホラ白髪にはパウダータイプがおすすめ。色がフワッとのるので塗布した部分が悪目立ちせず、また水分を含まないので、ヘアデザインのシルエットが崩れにくいのが特徴です。


一方、まとまった白髪が気になる人は、ファンデーションタイプを。広範囲をとらえつつ色もしっかり付着するので、一回で白髪をカバーできます。

1DAY用の良い点は、忙しい朝でも簡単に白髪を隠せる点です。頭皮や髪へのダメージがなく、また、まとめ髪の際に目立つ内側の白髪も、その場でカバーできるのでとてもお手軽。そのため私は1~2週間の間、これで乗り切るようにしています。

まとめてから発見した白髪も
簡単にキャッチできる!

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生え際の白髪って、髪を結ぶ度に顔を出して気分も憂鬱……。そんなときは1DAY用でサクッとカバーしています。スロウのヘアカラーコンシーラーはライトブラウンがとても使いやすく、塗った部分が悪目立ちしません。スロウ ヘアカラーコンシーラー ¥3080/b-ex

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髪をまとめてからでも使いやすい。ボリューム感も損なわない点が大人白髪に優しい!


STEP3 《4週間~6週間》
専用トリートメントで
根元・生え際を自然にカバー


5週目に入るとさすがに白髪もかなり目立ち出し、1DAY用だけでは染め残しもでるように。なので、この前後から白髪染めトリートメントを使用しています。

ここでひとつポイントが! 白髪染めトリートメントはどうしても薄染まりになります。その際のポイントとして、 最初の2日間は乾いた髪に直接トリートメントを塗布し、20分程度放置するようにしています。濡れた髪より断然浸透力がアップするので色が入りやすく、その後の色の抜けも目立ちにくくなります。


いっそのこと白髪染めトリートメントだけで染め続けるのもありですが、バスルームが汚れやすかったり、髪色が沈みやすかったりといった面もあるため、サロンカラーとホームケアをバランスよく組みあわせるほうが、おしゃれな髪色を楽しめるような気がしています。

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ちなみに私の髪色はやや明るいライトブラウン。ダーク系の多い白髪トリートメントですが、サイオスのカラートリートメントは明るい髪色にも対応。染めた根元が暗くならず、プリン状態を回避できるのでとてもお気に入りです。 サイオス カラートリートメント 各180g オープン価格/ヘンケルジャパン

いかがでしょうか? これらの方法が適しているのは「チラホラ白髪が進行し、髪表面の白髪も徐々に目立つようになってきた」タイプの方です。 一方、2週間に1回ぐらいのペースで染め直しをする方には別の方法が適していますから、追ってご紹介していきたいと思います。


撮影・文/小澤佐知子
構成/國見 香
 

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