「あはは!(笑) そうですよね。冬でも室内は暑いということも多いから、Tシャツのようなニットがあればいいなと作ったんです。でも、暑いけれど、こもるようなムワッとした暑さとは違いませんか? 湿度をうまく放ってくれて、なんというか、呼吸しているような感じ、わかりますか」。
暖かいのに、のぼせるような暑さではありません。温度が高めの室内では半袖で、少し寒ければカーディガンを羽織ってニットオンニットにするのも良さそう。この上にダウンジャケットを合わせれば、真冬も十分越せそうです。サイズは4。体が泳ぐような半袖ニットはありそうでなくとっても新鮮!レディースの五分袖ニットとは一線を画すこのリラックス感が気に入りました。このサイズはユニセックスでメンズも着られます。
今日のようにゆるっとしたデニムに合わせてみたり、ボリューム感のあるスカートやニットパンツ、レザーのパンツに合わせてもいいバランスで着こなせそうです。……と、着こなしの妄想がもくもくと膨らんできます。
ずらっと並んでいるその他のニットも気になりますよね。(笑)
次回は、ピセアのニットのデザインや色など、中田さんのこだわりに迫りたいと思います。どうぞお楽しみに。
(右)中田優也さん・PICEA クリエイティブディレクター
アカデミー・アンテルナショナル・ドゥ・クープ・ドゥ・パリ、名古屋学芸大学を卒業したのち、文化ファッション大学院大学を首席で修了。国内のアパレル会社を経て独立後、2017年に自身のブランドである「ポステレガント」でデビュー。2020年AWシーズンから「ピセア」のクリエイティブディレクターに就任。
Instagram:@picea_cashmere
Information:10月20日(金)から29日(日)まで、横浜高島屋「サロン ル シックーセレクト・メンズ」にてポップアップを開催。期間中は、女性サイズもオーダー可能です。
(左)松井陽子:エディター&ライターとして、雑誌やカタログなどで活躍中。湘南在住。家族は藍染師の夫と、20代2人、10歳の子と猫。mi-molletで月に2回アップされる「スタッフの今日のコーデ」も人気。Instagram:@yoko_matsui_0628
撮影/田中駿伍
モデル・構成・文/松井陽子
前回記事「ロンハーマン根岸由香里さんが考える「ファッションを通して実現できるSDGsとは?」」はこちら>>
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