Q4.「電話が苦手な人と、直接話したいという人との相性の悪さ」を感じたことはある?(選択式回答)


・はい⋯⋯68.9%
・いいえ⋯⋯31.1%

 

7割近い人が「感じたことがある」と回答。

 

Q5. 「電話が苦手」なことや、「電話が苦手な人と、直接話したいという人との相性の悪さ」についてあなたの意見・感想を教えてください。(任意・自由記述式)


電話は相手の時間を奪うので苦手:
・電話は苦手ではありません。しかし、自ら連絡取るときに好んで電話は使わなくなりましたね。明らかに相手の時間を奪う気がしてしまうので。

・プライベートでも仕事の場でも電話は苦手です。相手の時間を取ることに抵抗があるのと、かける時間帯を考慮しないといけないので気を遣うため。

・相手に電話をかけると「なんでかけてくるの」って言葉にしてなくても、そう思われているな、と感じてしまいます。
 

電話の苦手なところ:
・電話はいきなりかかってくるので緊張します。また、内容にもよりますが、即答を求められるのが困ります。

・電話中、お互いに黙ってしまった瞬間の「間」が苦手です。

・お客様や目上の方からの電話が特に苦手です。何度か怒鳴られたことがあるので、それがトラウマになっています。

・突然電話がかかってくるのが苦手なのであって、事前に「電話していい?」とLINEやMessengerで確認があれば問題なく出られます。

・営業の電話が苦手です。

・近況報告やお礼の電話などは、用件が済んだらさっさと切りたくなってしまいます。結果、電話しかできない親戚などは、連絡が遠のいています。

・嫌な相手やネガティブな内容を伝えるならLINEやメールが楽だと思います。
 

苦手ではないけれどストレスを感じる?:
・電話は苦手ではないのですが、急ぎでもないのに電話対応を求められるのにはストレスを感じます。

・急にかかってくる電話にびっくりして出ると、急用ではなく、ただの時候の挨拶だったり、どうでもいい愚痴だったりするので、そういう時はちょっと「あちゃー」と思うことがあります。学生の頃だったら全然そういうノリで良かったんですけどね(笑)。

・代表電話や自宅電話への連絡よりも携帯電話への連絡が増えてきたため、電話をかける事への苦手意識は以前よりも和らいできたような気がします。
 

電話を使うシーンについて:
・急ぎの件や、話しながら決定したい件は電話をかけます。

・こみ入った話や、誤解をあたえそうな場合は電話で伝えます。

・記念日や感謝の気持ちは電話で声で気持ちを伝えるようにしています。

・親世代の身内の女性からは、電話がかかってくることが多いです。「声を聞かせて」という気持ちがあるので電話をかけてくるとのことでした。
 

直接会って話したい派:
・LINEやメールで会う約束だけして、直接会って話したいです。LINEなどのやり取りが続くのが苦手なので。

・メールでは丁寧に書こうとすると、堅い文章で回りくどくなってしまうので、喋った方が伝えやすいし、楽だと感じます。

・込み入った話をするときは、①会って話す②文章で伝える③最後に仕方なく電話、の順です。スマホの着信画面を見ると、反射的に嫌な知らせだと思いこんでしまいます。
 

電話派・文字派に関する見解:
・電話が苦手な人(私)と直接話したいという人との相性ですが、たぶん根本的な考え方やコミュニケーションの取り方の好みに大きな違いがあります。
私見ですが、いつも電話で話したいという人は社交的か、社交性を自己表現したい人で、単におしゃべり好きな人、噂好きの人、気遣いが足りない人、自己顕示欲が強めの人のような気がします。

・私は電話が苦手だと数年前に気づきました。もしかすると、目からの情報を処理しやすい「視覚優位」か、耳からの情報を処理しやすい「聴覚優位」かという特性によって、電話派・文字派の違いがあるのでは、と思っています。
しかし、夫の両親からは頻繁に電話がかかってきて困っています。メールをお願いしても効果なし。高齢者だと手っ取り早い電話の方がよいのでしょうが、相手の都合を考えられないのかと思ってしまいます。
人間関係にも影響を及ぼす、なかなか難しい問題ではないでしょうか。

 

文字派同士での相性の悪さもある?:
・文字派と電話派の相性の悪さはあまり感じたことがないです。むしろLINEなど文字派同士のやり取りのほうで相性の悪さを感じます。結論がなかなか出てこない長文の人、絵文字が多い人、そっけない人、返事が遅い人など、文字でテンポが合う合わないを感じる時代になったと感じます。

 


先日、株式会社ソフツーの「電話業務に関する実態調査」で、20代から30代の約7割が「職場での電話対応に苦手意識」があると回答したというニュースが報じられました。
電話を取るのもかけるのも苦手という「電話恐怖症」の若者が多く、中でも特にZ世代には多いという結果でしたが、今回のアンケート結果を見ると、「電話恐怖症」は若者だけに限ったことではなさそうです。
しかし、こちらの記事でアンミカさんが主張するように、「電話のほうが温度感が伝わるから、電話でしゃべった方が早いこともある」という感覚を感じている人も多い様子。
前述の記事では「電話が嫌いな理由」として下記の4項目が挙がっています。アンケートでも出てきた内容がありますね。

“・電話で自分の作業が中断するのがストレス
・やりとりが文字に残らない非効率性
・質問に回答を求められても、熟考する余裕がない
・電話対応の経験が少ないことによる恐怖心”
https://www.fnn.jp/articles/-/608615より引用


でも、逆に言えばこれらが解消されれば、電話と文字情報のいいとこ取りの新たなコミュニケーションツールができるのではないでしょうか。

あなたは電話と文字情報、どちらの方がいいですか?

次回の「〔ミモレ編集室〕にミドル世代の常識・意識を聞いてみた!」もお楽しみに!
 

〔ミモレ編集室〕は、ミモレのオフィシャルコミュニティです。「好きを伝え、つなぎ、つながる」をキャッチフレーズに、〔ミモレ編集室〕メンバーの一人一人がこれまでに培ってきた美意識や好きなこと、最近気になっていることなどを自由にシェアし、繋がる場です。


写真:Shutterstock
文・構成/大槻由実子

 

 

 

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