韓国語がまったく話せなくても大丈夫!?
おそらく多くの人が「韓国語が話せなくても、一人旅できるのか」という不安を抱くのではないかと思います。
結論から言うと、翻訳アプリのPapago(パパゴ)さえあればなんとかなる(笑)。
※Papago:韓国Naver社が提供する翻訳アプリの名前。私の周囲を見る限り、韓国によく行く人や韓国語学習者は、Google翻訳などではなくPapagoを使用している人がほとんどです。
ちなみに私の韓国語力は、というと……。
10年以上にわたって、ドラマで学んだ独学の韓国語と気合で適当に乗り切っていましたが、つい1年半前に、韓国語の学校でようやくちゃんとした勉強をはじめました。ですから退院後最初の渡韓は、学校で学んだことを実践できる絶好の機会。自然と気合も入ります。
ところが現地ではびっくりするくらい口から韓国語が出てこず、自分でも呆れてしまいました。40代の外国語習得はこれほど厄介なものなのか……(年齢のせいにしてはいけないけれど)。
ところがそんな私に、訪れた先のお店の人がPapagoを使って一生懸命話してきてくれるのが、とても嬉しかったです。
韓国人でもPapagoを使って躊躇なくコミュニケーションを取ってきてくれることが多いので、こちらも何か尋ねたい時は、翻訳アプリの力を借りて積極的に話しかけてOK。簡単なあいさつくらいは韓国語で言えるようにしておくと、より良いですね。
ちなみに、一人旅って話し相手がいなくてつまらなそう……と思う人もいるかもしれませんが、一人で行動していると、意外とお店の人が話しかけてきたりします。
友達と一緒に旅行している時よりも、一人の時の方がお店の人が気遣って、手助けしてくれることが多いかも!? これは一人旅ならではの嬉しいことなのかもしれません。
そして英語は……お店にもよりますが、日本と同じであまり通じないところがまだまだ多いです。英語が話せるスタッフはいないけれど日本語が話せるスタッフはいた……というお店もけっこうあります。
タクシーに乗るときも、アルファベット表記の住所や店名を運転手さんに見せてもまず理解してもらえないので、ハングルの住所を見せるのがベスト。
韓国内での移動は、何が正解!?
ソウルでの移動は、地下鉄やバス、タクシーが一般的。旅慣れている人はバスを使っている人が多いですが、初心者にはちょっとハードルが高いので、地下鉄とタクシーがおすすめ。
地下鉄に乗るなら「KONEST韓国地下鉄路線図」という無料アプリをスマホにダウンロードしておくと便利。地下鉄路線図がすぐに開けて、日本語で乗り換え検索もできるので使いやすいです。
またいちいち切符を買うのはちょっと面倒。旅の序盤に「T-moneyカード」というチャージ式の交通カードをコンビニなどで購入しておくのがベストです。
タクシーは、日本のタクシーに比べて圧倒的に料金が安く、少し遠めの距離でも気軽に利用できるのが魅力。配車アプリを使っている友人もいますが、私は毎回、普通に道路で拾います。ホテルのフロントでタクシーを呼んでもらうのもアリ。
ただし渋滞には要注意。タクシーに乗ったら大渋滞にハマってしまい、予約の時間に間に合わなかった……なんてことも起こり得るので、地下鉄とタクシーをうまく使いわけることをおすすめします。
また街を歩く際に、スマホの地図を見ながら行動する人も多いと思いますが、韓国内ではGoogleマップが正常に作動しないことが多いです。韓国では一般的に「Naverマップ」を使うので、事前にダウンロードしておき、日本語設定にしておくといいでしょう。
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