最近、笑っていますか? 私たちは意外と、「怒ったこと」「悲しかったこと」などネガティブな出来事は思い出しがちですが、「笑ったこと」は忘れてしまっていることも少なくありません。
40代以上の女性は、どんなことで笑っているのでしょうか?

「腹を抱えて笑ったこと」は何か?

 

40、50代の女性が多いmi-mollet(ミモレ)読者に、「最近、腹を抱えて笑ったこと」についてアンケートをとったところ、さまざまな回答をいただきました。
最近、人は、どんなことに笑ったのでしょうか。

 

笑ったこと1:可愛らしい(愛くるしい)面白さを感じた


・私が「FAXでもいいよー」と祖母に言ったら、祖母が大声で「パックスでもいいよー」と相手に伝えていたので、その言い間違いに大笑いしていたら、祖母が「なにぃ? なにぃ? パックスってなにぃ?」と、大声で私に話しかけてきたのが面白かった。

・夫と結婚前に付き合って初めて行ったレストランに5年ぶりに行ったら、夫が当時と全く同じ服装。髪形などもこだわりなく、ずっと同じで、童顔で老けていないので、5年経っても全く変わらない姿に笑った。

・洗濯物を干しているとき、息子のポケットが重かったので確認すると、どんぐりがいくつも出てきて、びっくり。「子どもと過ごす毎日って面白すぎる! こんなことは大人だけなら味わえない」と笑いと幸せがぐっと押し寄せてきた。

・娘が焼きとうもろこしをとんでもない勢いと表情でかぶりついていたとき、思わず笑ってしまった。

・小学3年生の息子が、くしゃみとおならを同時に発射し、面白かった。
など。

こういうユニークな話は、読んでいるだけで、心が温かくなりますよね。愛しい相手のちょっと“おマヌケなところ”や愛くるしいところに、笑いは生まれやすいもの。家族だから笑える場合もあるので、そこには「愛」というエッセンスも加わっているのかもしれません。まさに「幸せの笑い」ですよね。

笑ったこと2:人に笑わせてもらった


・親友のモノマネがうますぎた。

・彼氏と2人でご飯を食べていたとき、運ばれてきた料理を撮影しようとしたら、彼氏が卓上にあった間接照明を手に取って、まるで照明さんのように明かりの調整をしてくれた。プロになりきっている様子が面白くて笑った。

・落語家さんの独演会に行ったら、公演前の注意事項説明が本人の生声だった。
など。

一緒にいて笑わせてくれる存在は、大切ですよね。だから、面白い人は好かれやすいところもあるのでしょう。

「人に笑わせてもらった」つながりで言えば、「テレビ、YouTubeを観て笑った」「ラジオを聴いて面白かった」というご意見も多数ありました。笑える番組は大事ですし、もっと増えて欲しいですよね。たとえば、プライベートで悲しいことがあって落ち込んでいたのに、ふとテレビをつけたら面白い番組がやっていて、いつの間にか笑っていた、なんてこともあるものです。

「自分のマヌケな失敗」から、笑いが生まれることもあります。次のページで紹介します。