笑ったこと3:“マヌケな失敗をした自分”に、ウケた


・「空港で携帯を無くし、見つけたと思ったら、今度は席を間違えていて、周囲の人にクスクス笑われたこと」を、友達に話しながら、自分も笑った。

・お風呂に入ろうとしたら、真水を入れてしまい、冷たくて飛び上がったとき、笑った。
など。

自分のマヌケさに笑ってしまうことはありますよね。私自身、そそっかしいタイプなので、色々とやらかしています。
未だに忘れられないことがあります。あるとき、職場が臭くて、周りの人も「変な匂いがする」とザワザワしていて、あまりに臭いから場所を移動したのに、相変わらず匂っているから、「社内全体で匂っている。どうなっているんだ?」と思ったら、自分が道端に落ちていた犬の糞を踏んでいたのが原因だったとき、あまりの自分のマヌケさに笑いました。そりゃー、移動しても匂うはずです(苦笑)。

 

他にも、色々な笑いがある


笑いは、紹介した以外でも、色々な場面で発生するもの。たとえば、今回のアンケート回答にはなかったのですが、「(いじめではない)ちょっとしたイタズラ」がうまくいくと、笑いが生まれることはあります。
「落とし穴にひっかかった」とか、「相手が寝ている間に顔に落書きをしたら、相手が変な顔のまま朝ごはんを食べていた」とか。

ちなみに、「そのイタズラが、いじめか、いじめではないか」のボーダーラインは、難しいものですが、個人的には、「された側がイタズラに気づいたときに、一緒になって笑えるかどうか」は大事だなぁと考えています。
逆に、イタズラした相手が笑っていないときは、心から謝ったほうがいい。イタズラした人もされた人も笑えなければ、それは失敗ですしね。

また、笑われている人が「笑わせようとしているのか、単に、笑われてしまっているのか」というのも随分、違うもの。笑わせようとして笑われるのはいいですが、笑わせるつもりないのに笑われてしまっている場合は、悲しい気持ちになることもあります。だから、面白くても笑ってはいけない場面もあるわけで……。

「笑い」は意外と奥深いもの。「その人が何を面白いと思うのか(=笑いのツボ)」は、その人の価値観、性格でも、随分、変わってきます。
シュールな笑い、知的な笑いを好む人もいれば、残念ながら、人を小ばかにすることに面白みを感じてしまう人もいます。
少なくとも、「人を不愉快にすること」で笑いを生みだそうとしないように、また、笑ってしまうことで人を傷つけることのないように、気を付けたいものです。

今回、改めて感じたのが、「笑うことの大切さ」です。次のページで紹介します。