ギャルになれず地味な青春だった私。当時、厚底の靴は高くて重そう……という印象でしたが
Y2Kファッションのリバイバルで注目を集めている厚底シューズ。90年代にギャル文化を通ってきた人は懐かしく感じるアイテムかもしれません。ギャルにもなれず地味な青春だった私は、当時、厚底の靴は高くて重そう……という印象でその文化は通ってこなかったのですが、ここへ来て街でよく見かけるので、厚底ブームの圧を感じています。
GUは衣服以外のファッションアイテムも充実しているのが特徴で、毎年ブーツも話題になっているそうです。GUコーデ企画秋冬第2弾では、室井由美子さんがブーツを中心に組んでくださいました。
室井由美子さん
mi-molletでもおなじみの人気スタイリスト。1977年生まれ、身長155㎝。シンプルで、ほんのりモードが漂うリュクスなアイテム選びとスタイリングに定評がある。
インスタグラム @yumikomuroi
YouTube:「ムロリンchannel」
ライトボリュームソールチェルシーブーツは片足300グラム台! フェミニンなワンピと甘辛コーデ
1コーデ目は、すそがレースのニットワンピにキャメルのコートの組み合わせ。レースコンビネーションニットワンピース(2990円)にまず心がつかまれました。コージーメルトンオーバーサイズハーフコート(5990円)を羽織るとラグジュアリーな雰囲気に。ワンピのレースが肌に触れるたび、フェミニン度がアップしそうです。ここで素人の私は、パンプスとかを合わせがちですが、プロは違います。
レースコンビニットワンピ(BLACK)¥2990(※一部店舗およびオンラインストアのみ販売)、コージーメルトンオーバーサイズハーフコート(BROWN)¥5990、アジャスタブルチェーンネックレス(GOLD)¥590、ライトボリュームソールチェルシーブーツ(BLACK)¥3990/ジーユー
「パンプスだとコンサバになってしまうので、ここはボリュームソールの重めのブーツを合わせるのがポイント。甘辛コーデが素敵です」
と、室井さんがおすすめしてくださったのは、ライトボリュームソールチェルシーブーツ。3990円という価格も驚きです。ボリュームソールでトレンドも取り入れ、大人の上質感とトレンドを手頃な価格で得られる充実感に浸りました。
「トレンドのデザインのボリュームソールですが、片足300グラム台で軽いのがポイントです」
と、PRの槙さん談。
厚底ブーツといえば重いのが定説で、プロ用語だとトラックソールとも言うようですが、底の部分がゴムになっているので、片足500グラムから1キロくらいのものもあるようです。まだ20代前半のギャルだったら重くても体力と気合いではけますが、大人になった今、軽いバレエシューズでも駅の階段の一段一段がキツいです。でも、GUのブーツ片足300グラム台ならいける気がしてきました。
はいてみると、体感的に、スニーカーやパンプスと同じくらいの軽さでした。雨が降っても、どこまででも歩いていけそうです。唯一の難点は、個人的な事情ですが、靴箱がパンパンなのでボリュームがある靴は入らないところでしょうか……。
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